2023年07月25日

第27回英国歌曲展Plus -2023.9.15- 豊洲シビックセンターホール




第27回英国歌曲展Plus

辻 裕久(テノール)
なかにしあかね(ピアノとおはなし)

イギリスはじめヨーロッパの国際コンクールで実績を上げてきたイギリス歌曲のスペシャリスト。澄んだストレートな歌声、英国の伝統的なテノール唱法を受け継ぐ。
ロンドンイブニングスタンダード紙「透明な美声、質の高い歌唱」

~なかにしあかねのイギリス愛唱歌集Ⅱ~
The Popular Songs & Melodies of British Isles Vol.Ⅱ
Arranged by Akane Nakanishi

ある朝早く Early One Morning
ダニー・ボーイ Danny Boy
柳のうた O Willow, Willow, Willow (Willow Song)
スカボロー・フェア Scarborough Fair
蛍の光 Auld Lang Syne
スコットランドの釣鐘草 The Blue Bells of Scotland

ほか

~没後50年詩人W.H.オーデンの世界観~
Wystan Hugh Auden(1907-73)
Commemorating the 50 years Anniversary of His Death

レノックス・バークレー Lennox Berkley(1903-89)
歌曲集「 W.H. オーデンの詩による5つのうた」 < Five Poems of W.H. Auden >

ベンジャミン・ブリテン Benjamin Britten(1913-76)
歌曲集「この島で」 < On This Island >

2023年9月15日(金)19:00開演 18:30開場
豊洲シビックセンターホール

全席自由 ¥4,000
※就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。

チケット取り扱い
チケット購入用WEBフォーム
 https://soundinternationaljapan.com/concertform/
カンフェティチケットセンター
 電話:0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00)
 オンライン:http://confetti-web.com/shinmusica

主催
サウンド・インターナショナル・ジャパン

お問い合わせ
シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所
電話:054-294-8127 メール:shinmusica@mbr.nifty.com


「権力を持つ者は歴史を作り、苦しむものは歌を作る」
アイルランドの民謡歌手フランク・ハートの言葉は、人類の歴史と「歌」との関係を見事に示しています。
ブリテン諸島(British Isles)から生まれた民謡たちはヨーロッパの文学や音楽に多大な影響を与え、芸術歌曲の源流ともなりました。唱歌となって黎明期日本の音楽教育に貢献した歌もあります。時代や場所を変え、文化圏をも越えて歌い継がれてきた愛唱歌を集めたイギリス歌曲シリーズ第1巻「The Water is Wide イギリス愛唱歌集」の出版から6年、オール新編曲による第7巻「Danny Boy イギリス愛唱歌集Ⅱ」を世に出すこととなりました。おなじみのメロディーを原語でお聴きいただきます。
2001年アメリカ同時多発テロ事件後再注目され、世界中で読まれたW.H.オーデンの詩は難題に疲れた現代人の頭を軽くしてくれます。ユーモアと風刺に溢れた言葉を是非お楽しみください。

テノール 辻 裕久 Hirohisa TSUJI -Tenor
東京藝術大学音楽学部声楽科卒、同大学院修了。畑中良輔、中村健、嶺貞子、小山由美の各氏に師事。ローム ミュージック ファンデーションの奨学金を得て英国王立音楽院留学。声楽をケネス・ボウエン、グラツィエラ・シュッティ、イヴォン・ミントン、イギリス近代歌曲をジェフリー・パーソンズ、バロック声楽をポール・エスウッド、リュート歌曲をロバート・スペンサーの各氏に師事。1994年ダイアナ妃後援のヘンデル『メサイア』ソリストとして英国ロイヤル・フェスティバル・ホールにデビュー。イヴニングスタンダード紙上において「透明な美声、質の高い歌唱」と評され、以後ロンドンを中心に活動。同年、英国20世紀歌曲とヘンデル作品の歌唱に対しグレートエルム声楽賞(英国)、第32回フランシスコ・ヴィニャス国際声楽コンクール第3位並びに最優秀オラトリオ・リート歌手賞(スペイン)を受賞。国内では1996年より東京、関西、静岡などで毎年『英国歌曲展』リサイタルシリーズを開催し好評を博している。

ピアノ なかにしあかね Akane NAKANISHI -Piano
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ大学院にて作曲修士号、キングスカレッジ大学院にて作曲博士号を修める。
作曲をサー・ハリソン・バートウィスル氏に、声楽伴奏法を、ジェフリー・パーソンズ、イアン・レディンガム各氏に師事。第66回日本音楽コンクール作曲部門第1位及び安田賞受賞、国際フランツ・シューベルト作曲コンクール入賞ほか、吹田音楽賞、現音新人賞、深尾須磨子作曲賞など入賞、入選多数。歌曲、合唱曲、こどものためのソングブックなど声を含む作品を中心に、ピアノ独奏・連弾作品、室内楽作品などこれまでに出版された楽譜は100冊を超え、「合唱エクササイズ~作曲家編」執筆、歌曲や合唱のコンクール審査員や講習会講師など、活動は多岐に渡る。作曲家、演奏家双方の立場から「ことばと音楽」についての研究を続け、歌曲伴奏者として数々のCDレコーディングに参加している。

  

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2023年07月25日

辻裕久テノールリサイタル - 東アジア文化都市2023静岡県認証プログラム -



辻裕久テノールリサイタル
第27回英国歌曲展Plus 静岡公演
東アジア文化都市2023静岡県認証プログラム

辻 裕久(テノール)
なかにしあかね(ピアノとおはなし)

イギリスはじめヨーロッパの国際コンクールで実績を上げてきたイギリス歌曲のスペシャリスト。澄んだストレートな歌声、英国の伝統的なテノール唱法を受け継ぐ。
ロンドンイブニングスタンダード紙「透明な美声、質の高い歌唱」

~なかにしあかねのイギリス愛唱歌集Ⅱ~
The Popular Songs & Melodies of British Isles Vol.Ⅱ
Arranged by Akane Nakanishi

ある朝早く Early One Morning
ダニー・ボーイ Danny Boy
柳のうた O Willow, Willow, Willow (Willow Song)
スカボロー・フェア Scarborough Fair
蛍の光 Auld Lang Syne
スコットランドの釣鐘草 The Blue Bells of Scotland

ほか

~没後50年詩人W.H.オーデンの世界観~
Wystan Hugh Auden(1907-73)
Commemorating the 50 years Anniversary of His Death

レノックス・バークレー Lennox Berkley(1903-89)
歌曲集「 W.H. オーデンの詩による5つのうた」 < Five Poems of W.H. Auden >

ベンジャミン・ブリテン Benjamin Britten(1913-76)
歌曲集「この島で」 < On This Island >

2023年9月9日(土)13:30開演 13:00開場
静岡市清水文化会館マリナート 小ホール

全席自由 ¥3,000 高校生以下 ¥1,000
※就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。

チケット取り扱い
チケット購入用WEBフォーム
 https://shinmusica.com/concertform/
カンフェティチケットセンター
 電話:0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00)
 オンライン:http://confetti-web.com/shinmusica
チケットぴあ[Pコード245-704]
 オンライン:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2321233

主催・お問い合わせ
シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所
電話:054-294-8127 メール:shinmusica@mbr.nifty.com


「権力を持つ者は歴史を作り、苦しむものは歌を作る」
アイルランドの民謡歌手フランク・ハートの言葉は、人類の歴史と「歌」との関係を見事に示しています。
ブリテン諸島(British Isles)から生まれた民謡たちはヨーロッパの文学や音楽に多大な影響を与え、芸術歌曲の源流ともなりました。唱歌となって黎明期日本の音楽教育に貢献した歌もあります。時代や場所を変え、文化圏をも越えて歌い継がれてきた愛唱歌を集めたイギリス歌曲シリーズ第1巻「The Water is Wide イギリス愛唱歌集」の出版から6年、オール新編曲による第7巻「Danny Boy イギリス愛唱歌集Ⅱ」を世に出すこととなりました。おなじみのメロディーを原語でお聴きいただきます。
2001年アメリカ同時多発テロ事件後再注目され、世界中で読まれたW.H.オーデンの詩は難題に疲れた現代人の頭を軽くしてくれます。ユーモアと風刺に溢れた言葉を是非お楽しみください。

テノール 辻 裕久 Hirohisa TSUJI -Tenor
東京藝術大学音楽学部声楽科卒、同大学院修了。畑中良輔、中村健、嶺貞子、小山由美の各氏に師事。ローム ミュージック ファンデーションの奨学金を得て英国王立音楽院留学。声楽をケネス・ボウエン、グラツィエラ・シュッティ、イヴォン・ミントン、イギリス近代歌曲をジェフリー・パーソンズ、バロック声楽をポール・エスウッド、リュート歌曲をロバート・スペンサーの各氏に師事。1994年ダイアナ妃後援のヘンデル『メサイア』ソリストとして英国ロイヤル・フェスティバル・ホールにデビュー。イヴニングスタンダード紙上において「透明な美声、質の高い歌唱」と評され、以後ロンドンを中心に活動。同年、英国20世紀歌曲とヘンデル作品の歌唱に対しグレートエルム声楽賞(英国)、第32回フランシスコ・ヴィニャス国際声楽コンクール第3位並びに最優秀オラトリオ・リート歌手賞(スペイン)を受賞。国内では1996年より東京、関西、静岡などで毎年『英国歌曲展』リサイタルシリーズを開催し好評を博している。

ピアノ なかにしあかね Akane NAKANISHI -Piano
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ大学院にて作曲修士号、キングスカレッジ大学院にて作曲博士号を修める。
作曲をサー・ハリソン・バートウィスル氏に、声楽伴奏法を、ジェフリー・パーソンズ、イアン・レディンガム各氏に師事。第66回日本音楽コンクール作曲部門第1位及び安田賞受賞、国際フランツ・シューベルト作曲コンクール入賞ほか、吹田音楽賞、現音新人賞、深尾須磨子作曲賞など入賞、入選多数。歌曲、合唱曲、こどものためのソングブックなど声を含む作品を中心に、ピアノ独奏・連弾作品、室内楽作品などこれまでに出版された楽譜は100冊を超え、「合唱エクササイズ~作曲家編」執筆、歌曲や合唱のコンクール審査員や講習会講師など、活動は多岐に渡る。作曲家、演奏家双方の立場から「ことばと音楽」についての研究を続け、歌曲伴奏者として数々のCDレコーディングに参加している。

  

Posted by シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所 at 10:03Comments(0)イベント情報コンサート

2023年07月25日

大久保混声合唱団第45回定期演奏会 2023.7.23 杉並公会堂大ホール

7月23日は杉並公会堂大ホールで大久保混声合唱団第45回定期演奏会が開催されました。久しぶりの舞台袖は初めて訪れたような新鮮さ。このホールの技術スタッフさんは舞台袖に常駐されないので、照明や音響機材は主催者(私たち)が操作します。この仕組みの良し悪しはそれぞれでしょうが、今回は(私には)やりやすかった。その場におられないとはいえ、舞台袖の様子は常に見てくれているようで、困っていれば適切な提案をしに来てくださるし、何より、こちらの考えを優先し尊重してくれる。やわらかく接してくれて、基本やさしい。もちろん、ルール(約束)違反をしたら、すぐに目の前にいらして指導されるのでしょう。むかしの舞台技術スタッフさんはこうじゃなかったですね。時々気配を消したりしながら常に目の届く範囲にいらっしゃる。本番当日は一升瓶を持って参上しましたもの。緊張したけど味方に付ければ怖いものなしで、頼んでないこともたくさんしてくれて、助けてくれた。契約がどう、ルールや役割がどうではなくて、価値を認めてもらえれば(気に入れば)何でもしてくれる。今の世の中では、それが良いとは言えないし戻って欲しいとは全く思わないのですが、なんだか懐かしい。



最終のアンコールステージ(愛唱曲集)は、初代(創立)指揮者の辻正行先生(1932-2003)没後20年ということもあって、選び抜かれた4曲、「歓迎のうた(中村義光)」「おわりのない海(松下耕)」「ほほえみ(鈴木憲夫)」「わたりどり(大中恩)」が演奏されました。それまで緊張感ある作品(演奏)が続いたからか、ホール全体の雰囲気も穏やかになり、お客様もあたたかく盛り上がる。演奏会の締め括りは「わたりどり」の連続演奏。本編では無伴奏で(いつも通り)、そのあとに(アンコールとして)ピアノ伴奏版が演奏されました。このピアノ伴奏版は作曲者本人によるもので、来年(2024年)の大中恩生誕100年を記念し先月(2023年6月)発売されたばかり。このタイミングで2つのバージョンを披露する演出はこの曲を歌い継いできた大久保混声だからこそ説得力のあるもので、とても素敵でした。



「わたりどり」は大中先生の作曲年表の1曲目に記載されていて、学徒出陣で海軍に召集された時期、19歳の時の作品です。作曲の経緯を簡単に想いはかることはできませんが、強く、はかなげで、美しい、この作品の持つ魅力はピアノ伴奏版でもそのままに、でも、新たな作品に出逢ったかのような新鮮な印象も与えてくれました。



「わたりどり」は、大久保混声合唱団第1回演奏会(1962年10月)で演奏されています。当時のプログラムを開くと、辻正行先生よるノート(曲目の解説にかえて)にこう書かれています。「最近非常に合唱曲に意欲を持って居られる大中恩氏のものを、氏の推薦によって三曲歌います。どれも皆すばらしい曲で広く歌われてよい作品だと思います。」

作品そのものの力に加えて、繰り返し演奏されてきた歴史の長さとその質によって価値が高まり人々に愛され、本当の名曲と成り得るのかもしれないと、そんなことを思わせてくれた豊かな一日でした。

「おわりのない海」と「ほほえみ」についても書きたいと思っていたのですが、いずれまた。

  

Posted by シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所 at 09:47Comments(0)コンサート音楽

2023年03月19日

長尾洋史ピアノリサイタル - たきいみき(語り) - 2023.3.17東京

シン・ムジカ20周年に寄せて ~プログラムより転載              

 このたびはシン・ムジカ創立20周年記念演奏会に出演させていただき、大変光栄に思っております。
 シン・ムジカの蓑島さんとの出会いは10年程前、静岡児童合唱団と共演させていただいた時でした。そして、翌年の私のリサイタル終演後、会いに来て下さり「何か演奏会やりませんか」とおっしゃって下さったのです。それから静岡と東京でのリサイタル、また静岡在住の素晴らしい演奏家の方との共演など、数々の演奏の機会を作って下さいました。蓑島さんご夫妻の音楽と人に対する誠実で優しさにあふれた思いに触れますと、我々演奏家もまた、その思いに誠実に応えなければという気持ちにさせられます。
 今回は蓑島さんと相談させていただき、ドビュッシーの子供のためのバレエ音楽「おもちゃ箱」をメインに、普段のコワモテ(?)プログラムではなく、いくぶん親しみやすいプログラムと致しました。シューマンの「子供の情景」の他、シューベルトの小さいソナタや、いくつかの編曲作品を取り上げます。たきいみきさんとの共演も、とても楽しみです。
長尾洋史


 シン・ムジカ創立20周年、おめでとうございます。このような記念の公演に出演させていただけますこと、心より感謝申し上げます。この20年間、言葉に尽くせないほどの様々な出来事がおありになったと思います。歓びも、苦しみも。
 たくさんの想いが積み重なって今日にいたっていることを全身で受け止め、想像しながらこの晴れの舞台を務めさせていただきたいと思います。
 シン・ムジカさんの企画としては3回目のこの「おもちゃ箱」、わたしにとっても最愛の作品です。長尾さんの優しいピアノとの共演をお楽しみくださいませ。
たきいみき








長尾洋史ピアノリサイタル
シン・ムジカ20周年記念Ⅳ

たきいみき(語り)

シューマン:子供の情景 op.15
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ長調 D664

レノン&マッカートニー/武満徹:ゴールデン・スランバー
モーツァルト/リスト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
バッハ/コルトー:チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV1056 第2楽章 ラルゴ
ドビュッシー:アンドレ・エレによる子供のためのバレエ音楽 おもちゃ箱

アンコール
ドビュッシー/長尾洋史:美しい夕暮れ

2023年3月17日(金)19:00開演
すみだトリフォニーホール 小ホール

主催:有限会社シン・ムジカ


お花をいただきました。

手作り入館証

錦糸町の名店


  

Posted by シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所 at 16:02Comments(0)イベント情報コンサート

2023年03月06日

三の丸クラシックス2023春Ⅰ 西由起子とミント・フレイバーズ −卒業のうた−



 小田原出身のソプラノ歌手、西由起子さんが音楽監督を務めておられる女声アンサンブル「ミント・フレイバーズ」のコンサートが、小田原市民ホール開館一周年記念事業「三の丸クラシックス2023春Ⅰ~西由起子とミント・フレイバーズ - 卒業のうた -」と題して開催されました。音楽監督の西さんには日頃から大変お世話になっていますし、ミント・フレイバーズの演奏はYouTubeで接しているものの、生演奏は2020年2月以来遠ざかっているので、この機会になんとしてもと小田原に向かいました。
 小田原三の丸ホールに入るのは2回目、前回は大ホールでしたから、小ホールは初めて。開演2分前に滑り込むと、ほぼ満席のお客様、そして、客席全体からあたたかくやさしく肯定的な空気感。こういう雰囲気は音が出る前でも不思議とわかります。
 指揮と司会進行を兼任する西さんは、この会の雰囲気に寄り添った言葉で、ミント・フレイバーズの成り立ちや曲紹介を丁寧に語りかけることで、舞台と客席の距離を近づけ、慕わしい雰囲気を醸成していました。インタビューで時折見せる、先生と教え子?のやりとりも楽しい。
 冒頭のホルストによるAve Mariaは二重合唱、名曲だけに少々気になるところはありつつも(ごめんなさい!)、けっして易しくないこの作品に気負いなくまっすぐに対峙し、ホルスト作品の魅力である色彩感や旋律の美しさを表現されていました。続くラターとチルコットの作品はいずれも私には親しみと懐かしさもあって、このタイミング、そしてミント・フレイバーズの音で聴かせてもらえて嬉しい。
 今回はヴァイオリンの独奏でフォーレとエルガーの小品(タイトルに「歌」の含まれる)がプログラム。いずれの曲もさりげなく美しくて、特にエルガーの「朝の歌」は聴いたことがあるはずなのですが、初めて接したような新鮮な印象で、さわやかに心に残る演奏でした。
 前半最後は、短いソロを交えながら「日本の四季の歌」。これまで、ミント・フレイバーズの演奏では日本語の作品に多く接してきたせいか、冒頭から自然と引き込まれていきました。知性を湛えながらも、歌い手と聴き手の境目を感じさせない共感度の高い演奏と佇まい、親しみやすく透明な音色と適切な言葉の扱いは、このアンサンブルだけにある特別な能力だと感じます。
 諸事情あり、前半終了後、後ろ髪を引かれる想いで会場を後にしたため、後半は聴くことができず、感想もここまで。でも、このたびの演奏に接する機会を得て、あらためて、ミント・フレイバーズの活動が継続し、ますます発展くださることを願ってやみません。

194三の丸クラシックス2023春Ⅰ194
西由起子とミント・フレイバーズ −卒業のうた−

2023年3月4日(土)15:00 開演(14:30 開場)
小田原市民ホール(小田原三の丸ホール)・小ホール

西由起子(音楽監督・指揮)
神戸裕衣(S)、黒川青葉(S)、杉本可菜(S)、高橋真衣子(A)
野邊愛美(S)、荷田直美(S)、古家未希(S)、山本夏子(S)、鈴木彩音(P)
子田佳里奈(S)、島崎結衣(S)、力徳笑莉子(S)、渡邊絢香(MS)
猪口真理(P)、菊地理恵(Vn)

emoji49≪宗教曲より≫
ホルスト:アヴェ・マリア
ラター:主があなたを祝福し/慈しみがありますように
チルコット:ジャスミサ より 『キリエ』

icon48≪ヴァイオリン独奏≫
フォーレ:子守歌 op.16
エルガー:朝の歌 op.15-2

171≪日本の四季の歌≫
みかんの花咲く丘/夏は来ぬ/赤とんぼ/冬景色

~休憩~

194≪卒業ソング≫
おもいでのアルバム/Believe/卒業写真/蛍の光
旅立ちの日に/いのちの歌/未来へ


演奏会の様子は、小田原三の丸ホールのFacebookでご覧ください。
https://www.facebook.com/odwr3nomaruhall


  

Posted by シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所 at 23:54Comments(0)イベント情報コンサート

2022年12月28日

辻裕久テノールリサイタル - CD『蛍の光』発売記念 - 2022.12.27三島

シン・ムジカ20周年に寄せて                

シン・ムジカに頼っていること。

リサイタルの運営すべて/出版物の校正や確認/イラストや小道具の制作/漠然とした企画を実現する道筋をつけて頂く/勉強を怠らないように仕事を与えて頂く/何かと督促して頂く/静岡の美味しいお茶を季節ごとに頂く/夫をかまってもらう/私もかまってもらう/無理なことは無理と言ってもらう・・・

これらの帰結として

結論 : シン・ムジカがサポートして下さる限り私達は大丈夫。

20周年おめでとうございます。
これまでの歩みに敬意と感謝を捧げつつ、
これからもどうぞよろしくお願いします!!
なかにしあかね







辻裕久テノール・リサイタル
~外国生まれの日本のうた&なかにしあかねの歌曲~
シン・ムジカ20周年記念Ⅲ

辻裕久(テノール)
なかにしあかね(ピアノ)

≪外国生まれの日本のうた≫ 『蛍の光』CD発売記念

埴生の宿 里見義 作詞 ビショップ 作曲 なかにしあかね 編曲
アニーローリー 堀内敬三 作詞 スコット 作曲 なかにしあかね 編曲
故郷の空 大和田建樹 作詞 スコットランド民謡 なかにしあかね 編曲
春の日の花と輝く 堀内敬三 作詞 アイルランド民謡  クィルター 編曲
グリーンスリーヴス 辻裕久 作詞 イギリス古謡 なかにしあかね 編曲
星の世界 川路柳虹 作詞 コンヴァース 作曲 なかにしあかね 編曲
夢路より 津川主一 作詞 フォスター 作曲
蛍の光 稲垣千穎 作詞 スコットランド民謡
仰げば尊し 文部省唱歌 なかにしあかね 編曲

≪なかにしあかねの歌曲≫

風の旅 星野富弘 作詩
小鳥たち まど・みちお 作詩
ケヤキ まど・みちお 作詩

歌曲集『木のように』より 星野富弘 作詩
 木の実がまるい
 木のように
 椿

アンコール
愛されている 星野富弘 作詩 なかにしあかね 作曲
ブラームスの子守歌 堀内敬三 作詞 ブラームス 作曲 

2022年12月27日(火)14:00開演
三島市民文化会館小ホール

文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業

主催:有限会社シン・ムジカ

  

Posted by シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所 at 19:35Comments(0)イベント情報コンサート

2022年12月14日

シン・ムジカ20周年記念Ⅳ«長尾洋史ピアノリサイタル- 語り:たきいみき»

長尾さんよりメッセージをいただきました。

このたびはシン・ムジカ創立20周年記念演奏会に出演させていただき、大変光栄に思っております。
シン・ムジカの蓑島さんとの出会いは10年程前、静岡児童合唱団と共演させていただいた時でした。そして、翌年の私のリサイタル終演後、会いに来て下さり「何か演奏会やりませんか」とおっしゃって下さったのです。
それから静岡と東京でのリサイタル、また静岡在住の素晴らしい演奏家の方との共演など、数々の演奏の機会を作って下さいました。
蓑島さんご夫妻の音楽と人に対する誠実で優しさにあふれた思いに触れますと、我々演奏家もまた、その思いに誠実に応えなければという気持ちにさせられます。
今回は蓑島さんと相談させていただき、ドビュッシーの子供のためのバレエ音楽「おもちゃ箱」をメインに、普段のコワモテ(?)プログラムではなく、いくぶん親しみやすいプログラムと致しました。シューマンの「子供の情景」の他、シューベルトの小さいソナタや、いくつかの編曲作品を取り上げる予定です。たきいみきさんとの共演も、とても楽しみです。
長尾洋史

昨年9月から進めております弊社20周年記念シリーズの最終回にして唯一の東京公演は、長尾洋史ピアノリサイタルを開催いたします。語りに たきいみき さんをお迎えする、ドビュッシーの愛情あふれる作品『おもちゃ箱』は、2016年静岡、2017年東京に続き、弊社主催公演において3度目の上演となります。ぜひご来場ください。



長尾洋史ピアノリサイタル
語り:たきいみき

シューマン:子供の情景 op.15
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ長調 D664
レノン&マッカートニー/武満徹:ゴールデン・スランバー
モーツァルト/リスト:アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
バッハ/コルトー:チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV 1056 - 第2楽章 ラルゴ
ドビュッシー:アンドレ・エレによる子供のためのバレエ音楽「おもちゃ箱」(語り:たきいみき)

※曲目は予告なく変更になる場合がございます。

2023年3月17日(金)19:00開演 18:20開場
すみだトリフォニーホール 小ホール
(JR総武線「錦糸町駅」北口より徒歩5分)
 
チケット(全席自由)3,000円 高校生以下1,000円
※1/13チケット販売開始
※就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。

チケット購入用WEBフォーム
カンフェティチケットセンター
 電話:0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00)
チケットぴあ[Pコード233-295]

主催・お問い合わせ:シン・ムジカ(蓑島音楽事務所) 
主催・お問い合わせ:電話:054-294-8127
主催・お問い合わせ:メール:shinmusica@mbr.nifty.com


✅お客様へのお願い(感染予防対策にご協力をお願いいたします)
●発熱や咳などの症状や体調に不安のある方は、ご来場をお控えください。
●検温を実施予定です。37.5℃以上の発熱が確認された場合は入場をお断りさせていただきます。
●万一感染が確認された場合、保健所など公的機関からの要請により、来場者様全員の情報(お名前・お電話番号)を提出いたします。チケットの半券部分に当日ご来場になる方のお名前・お電話番号を予めご記入の上、お持ちください。
●会場内では適切なマスクを正しく常時着用してください。
●出演者への面会、楽屋のご訪問はできません。
●プレゼントや差し入れ等はご遠慮ください。
*上記は、今後の状況により変更する場合がございます。


長尾洋史 (ピアノ) 
東京藝術大学、同大学院修士課程を修了。安宅賞を受賞。1995年にパリへ留学、エコールノルマルで研鑽を積む。宗廣祐詩、遠藤道子、米谷治郎の各氏に師事。1989年第1回宝塚ベガ音楽コンクール、1991年HIMES海外音楽研修者派遣選抜コンクール第1位。
NHK交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団など主要オーケストラとの共演、ソロ・リサイタル、多数の国内外の作品初演、主要音楽祭、NHK等のメディア出演のほか、マクサンス・ラリュー(フルート)、ジャン=イヴ・フルモー(サクソフォン)など国内外の管楽器、弦楽器奏者と共演、その活動は多岐にわたっている。透明で芯のある美しい音、緻密で精巧なテクニックの中に、熱くみずみずしい音楽を聴かせることのできる数少ない演奏家である。

たきいみき (語り)
大阪市出身。フリーランス。文楽好きが高じて、舞台女優を志す。
2001年より、ク・ナウカシアターカンパニー、2016年より静岡県舞台芸術センター(SPAC)にて、宮城聰演出作品に国内外で数多く出演。主な主演作に『黒蜥蜴』『ふたりの女』『寿歌』『令嬢ジュリー』など。海外の演出家との仕事も多く、2018年にはリム・ヒョンテク『Hamlet-avataar』平昌オリンピック文化プログラムに日本代表として出演。2014年、クロード・レジ『室内』でアヴィニョン演劇祭イン公演。オン・ケンセン『三代目、りちゃあど』では、歌舞伎、狂言、バリ伝統影絵などジャンルを超えたメンバーとクリエーション。
舞台以外の活動には、現在も国立文楽劇場ホームページ『文楽かんげき日誌』に寄稿を続けている。

  

Posted by シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所 at 18:57Comments(0)イベント情報コンサートシン・ムジカ

2022年11月24日

中桐望ピアノリサイタル - ベートーヴェンの四大ソナタ - 2022.11.19静岡

シン・ムジカ20周年に寄せて                 

 シン・ムジカ20周年、誠におめでとうございます!
 2015年にシン・ムジカ主催の"作曲家の庭シリーズ"ショパンの回に出演させて頂いて以来、いつも静岡での演奏の場を作ってくださるシン・ムジカ様、そして応援してくださる静岡の皆様に心から感謝申し上げます。
 今回はオール・ベートーヴェンプログラムということで、作曲家の庭シリーズ・初登場のベートーヴェンを演奏できることをとても嬉しく思うとともに、四大ソナタという言わずもがな超傑作たちを演奏することに少しプレッシャーも感じていますが、シン・ムジカ様の温かな、音楽への愛に溢れた雰囲気に身を委ね、感謝し、皆様とベートーヴェンの音楽の素晴らしさを共有できたらと思います。

中桐 望





中桐望ピアノリサイタル~ベートーヴェンの四大ソナタ~
シン・ムジカ20周年記念Ⅱ

中桐望(ピアノ)

ピアノ・ソナタ 第8番 『悲愴』 
 Piano Sonata No.8 in c-minor, Op. 13 "Pathétique"
ピアノ・ソナタ 第14番『月光』
 Piano Sonata No.14 in c sharp-minor, Op. 27-2 "Mondschein"
ピアノ・ソナタ 第21番『ワルトシュタイン』
 Piano Sonata No.21 in C-major, Op.53 "Waldstein"
ピアノ・ソナタ 第23番『熱情』
 Piano Sonata No.23 in f-minor, Op. 57 "Appassionata"

アンコール
シューベルト(リスト編曲) Schubert (arr. Liszt)
 アヴェ・マリア Ave Maria

2022年11月19日(土)14:00開演
静岡市清水文化会館マリナート 小ホール

文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業

主催:有限会社シン・ムジカ
  

Posted by シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所 at 15:33Comments(0)イベント情報演奏家コンサートシン・ムジカ

2022年10月11日

シン・ムジカ20周年記念Ⅲ«辻裕久テノールリサイタル-pfなかにしあかね»

~外国生まれの日本のうた&なかにしあかねの歌曲~

今年9月から進めております20周年記念シリーズの第3回は、『辻裕久テノールリサイタル』を開催いたします。プログラムの第1部は、来年1月発売予定のCD「蛍の光~外国生まれの日本のうた」から抜粋で、第2部は、なかにしあかねの歌曲を作曲者自身のピアノでお届けいたします。CD「蛍の光~外国生まれの日本のうた」の収録は、今年8月に静岡市清水文化会館マリナート小ホールで行いました。コンサート当日に先行発売を予定しております。三島市で主催事業を開催することはかねてからの念願でもありました。ご来場くださるお客様にお喜びいただけるよう準備してまいります。ぜひお運びください。



『蛍の光』~外国生まれの日本のうた~CD発売記念コンサート

外国生まれの日本のうた
 埴生の宿
 夢路より
 仰げば尊し
 春の日の花と輝く
 グリーンスリーヴス

なかにしあかねの歌曲
 風の旅
 小鳥たち
 ケヤキ
 木のように
 椿

  ほか
  ※曲目は予告なく変更になる場合がございます。


2022年12月27日(火)14:00開演 13:30開場
三島市民文化会館小ホール
 
チケット(全席自由)2,000円 高校生以下1,000円 ※10/11チケット発売予定
※就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。

チケット購入用WEBフォーム
カンフェティチケットセンター
 電話:0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00)
チケットぴあ[Pコード225-807]
三島市民文化会館 電話:055-976-4455

主催・お問い合わせ:シン・ムジカ(蓑島音楽事務所) 
主催・お問い合わせ:電話:054-294-8127 メール:shinmusica@mbr.nifty.com
文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業

✅お客様へのお願い(感染予防対策にご協力をお願いいたします)
●発熱や咳などの症状や体調に不安のある方は、ご来場をお控えください。
●検温を実施予定です。37.5℃以上の発熱が確認された場合は入場をお断りさせていただきます。
●万一感染が確認された場合、保健所など公的機関からの要請により、来場者様全員の情報(お名前・お電話番号)を提出いたします。チケットの半券部分に当日ご来場になる方のお名前・お電話番号を予めご記入の上、お持ちください。
●会場内では適切なマスクを正しく常時着用してください。
●出演者への面会、楽屋のご訪問はできません。
●プレゼントや差し入れ等はご遠慮ください。
*上記は、今後の状況により変更する場合がございます。


辻 裕久 (テノール) ● Hirohisa TSUJI , Tenor
東京藝術大学音楽学部声楽科卒、同大学院修了。
畑中良輔、中村健、嶺貞子、小山由美の各氏に師事。ローム ミュージック ファンデーションの奨学金を得て英国王立音楽院へ留学、声楽をケネス・ボウエン、グラツィエラ・シュッティ、イヴォン・ミントン、イギリス近代歌曲をジェフリー・パーソンズの各氏に師事。1994年故ダイアナ妃後援によるヘンデル『メサイア』公演のソリストとしてロンドン・ロイヤル・フェスティバル・ホールにデビュー、イヴニングスタンダード紙上において「透明な美声、質の高い歌唱」と評され、以後、ロンドンを中心に活動。世界各地の音楽祭にも招かれ、オペラ、宗教作品など古楽から現代まで様々なスタイル、言語による公演で好評を博す。
イギリス20世紀歌曲とヘンデル作品の歌唱に対し、グレートエルム声楽賞(英)、第32回フランシスコ・ヴィニャス国際声楽コンクール第3位並びに最優秀オラトリオ・リート歌手賞(西)他を受賞。また、2015年ヘンデル・フェスティバル・ジャパン公演による『アレクサンダーの饗宴』が三菱UFJ信託音楽賞を受賞。CD《ベンジャミン・ブリテン歌曲集》、《ベンジャミン・ブリテン歌曲集Ⅱ》(レコード芸術特選盤)、《日本歌曲第1集》(レコード芸術準特選盤)、《ヴォーン・ウィリアムズ歌曲集~牧場にそって》(朝日新聞・毎日新聞・音楽現代推薦盤、レコード芸術特選盤)、ヘンデル『エイシスとガラテア』(レコード芸術準特選盤)、初稿版全曲演奏による『メサイア』(レコード芸術準特選盤)なども高い評価を受けた。
現在、玉川大学芸術学部、フェリス女学院大学音楽研究科、東京大学教養学部において教鞭をとる。Handel Festival Japan実行委員。

なかにしあかね (ピアノ) ● Akane NAKANISHI , Piano
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ大学院にて作曲修士号、キングスカレッジ大学院にて作曲博士号を修める。作曲をサー・ハリソン・バートウィスル氏に、声楽伴奏法を、ジェフリー・パーソンズ、イアン・レディンガム各氏に師事。
第66回日本音楽コンクール作曲部門第1位及び安田賞受賞、国際フランツ・シューベルト作曲コンクール入賞ほか、吹田音楽賞、現音新人賞、深尾須磨子作曲賞など入賞、入選多数。欧米各地の音楽祭、NHK、英国BBC他の放送局などにより作品が紹介され、国内外の演奏家から委嘱を受けている。
歌曲、合唱曲、こどものためのソングブックなど声を含む作品を中心に、ピアノ独奏・連弾作品、室内楽作品などこれまでに出版された楽譜は100冊を超え、「合唱エクササイズ~作曲家編」執筆、歌曲や合唱のコンクール審査員や講習会講師など、活動は多岐に渡る。作曲家、演奏家双方の立場から「ことばと音楽」についての研究を続け、歌曲伴奏者として数々のCDレコーディングに参加している他、自作品CD《今日もひとつ》、《なかにしあかね歌曲作品集~うたが生まれる》(音楽現代推薦盤)をリリース。音楽を文化として多角的に見ることを常にめざしている。
平成17年度文化庁在外研修員として半年間ロンドンにて研修。
現在、神戸女学院大学音楽学部・同大学院音楽研究科教授。宮城学院女子大学非常勤講師。
公式ホームページ「サウンドインターナショナル ジャパン」。

  

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2022年10月11日

シン・ムジカ20周年記念Ⅱ«中桐望ピアノリサイタル»

~ベートーヴェンの四大ソナタ~

中桐さんよりメッセージをいただきました。

今回はオール・ベートーヴェンプログラムということで、これまでロマン派や近現代の作品を演奏することが多かったので新鮮に(意外に?)思われる方も多いかもしれません。実はこれまでベートーヴェンの作品を演奏することに苦手意識があり、あまり積極的にコンサートで演奏することがなかったのですが、もっと自分自身を成長させたいという思いで今回4大ソナタに挑戦することにしました。3年ぶりとなる静岡でのリサイタル、これまで応援してくださった静岡の皆様に新しい一面を見て頂けると嬉しく、当日お会いできることをとても心待ちにしています。




20周年記念シリーズの第2回は、中桐望さんのピアノリサイタルを開催いたします。音楽史において極めて重要な作曲家「ベートーヴェン」のピアノ独奏曲の中で、最も人気の高い『四大ピアノソナタ』によるプログラムです。

ピアノ・ソナタ 第8番 『悲愴』
ピアノ・ソナタ 第14番『月光』
ピアノ・ソナタ 第21番『ワルトシュタイン』
ピアノ・ソナタ 第23番『熱情』

  ※曲目は予告なく変更になる場合がございます。


2022年11月19日(土)14:00開演 13:20開場
静岡市清水文化会館マリナート 小ホール
 
チケット(全席自由)3,000円 高校生以下1,000円 ※9/20チケット発売予定
※就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。

チケット購入用WEBフォーム
カンフェティチケットセンター
 電話:0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00)
チケットぴあ[Pコード223-425]

主催・お問い合わせ:シン・ムジカ(蓑島音楽事務所) 
主催・お問い合わせ:電話:054-294-8127 メール:shinmusica@mbr.nifty.com
文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業

✅お客様へのお願い(感染予防対策にご協力をお願いいたします)
●発熱や咳などの症状や体調に不安のある方は、ご来場をお控えください。
●検温を実施予定です。37.5℃以上の発熱が確認された場合は入場をお断りさせていただきます。
●万一感染が確認された場合、保健所など公的機関からの要請により、来場者様全員の情報(お名前・お電話番号)を提出いたします。チケットの半券部分に当日ご来場になる方のお名前・お電話番号を予めご記入の上、お持ちください。
●会場内では適切なマスクを正しく常時着用してください。
●出演者への面会、楽屋のご訪問はできません。
●プレゼントや差し入れ等はご遠慮ください。
*上記は、今後の状況により変更する場合がございます。


中桐望 (ピアノ) ● Nozomi NAKAGIRI -Piano
東京藝術大学ピアノ専攻を首席卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、安宅賞、大賀典雄賞、同声会賞、三菱地所賞を受賞。同大学大学院を首席修了。クロイツァー賞、大学院アカンサス賞、藝大クラヴィーア大賞を受賞。
第78回日本音楽コンクール第2位。第58回マリア・カナルス国際音楽コンクール第2位、聴衆賞。第8回浜松国際ピアノコンクール第2位(歴代日本人最高位)など受賞多数。
2014年秋よりポーランドで研鑽を積み、CD『ショパン&ラフマニノフ』『ショパンの歌』(オクタヴィアレコード)をリリース。リサイタルツアーにおけるオール・ショパンプログラムの演奏が高く評価され、2015年度日本ショパン協会賞を受賞。
ピアノを内山優子、近藤邦彦、平川眞理、芦田田鶴子、大野眞嗣、角野裕、エヴァ・ポブォツカの各氏に、ピアノデュオを角野裕氏、室内楽を岡山潔、伊藤恵の各氏に師事。

  

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