2014年11月10日

≪50周年≫髙田三郎作曲「水のいのち」

≪50周年≫髙田三郎作曲「水のいのち」は50年前の今日(1964年11月10日)、山田和男指揮・日本合唱協会によって放送初演されました。移り変わりの早い合唱作品の中で、50年経った今でも多くの方々に愛され、歌い継がれている名曲です。ステージ初演は、1965年/指揮・辻正行デビューリサイタル(髙田三郎作品集)において行われました。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
「振るな!」「振るから歌うんだ!!」と大きな声で一喝されたのは「水のいのち」のレッスン初日、冒頭部分「降りしきれ雨よ」のフレーズでした。
(辻正行/回想「想い出すままに~師髙田三郎と共に~」
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
「今までで一番良い“水のいのち”が演奏できた!」
(辻正行/2003年5月11日「その心の響き混声編Ⅰ」コンサート終演後)
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

■髙田三郎合唱作品全集1“その心の響き”混声編Ⅰ
指揮:辻正行/ピアノ:辻志朗 /合唱:大久保混声合唱団
2003年5月11日 石橋メモリアルホール(ライヴ録音)
冬・風蓮湖/わたしの願い/水のいのち

●視聴はこちら
http://youtu.be/yoHkLxw8P38
●CD案内はこちら
http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/shinmusica/CD/CD-101.html

≪50周年≫髙田三郎作曲「水のいのち」

髙田三郎と姻戚関係にあった元島田市長・森昌也氏は、「水のいのち」について「森日記」の中で以下のように述べています。

髙田三郎は「水のいのち」を解説して、「これを水の一生と解する人もいるが、それはLife of Waterと「いのち」を解するからで、私はSoul of Water(魂)と解している」と言っている「いのち」については、「過程」と「構造」とが同居しているのだから双方とも正しい。しかし過程であり、構造であるところにいのちの特色がある。
「水のいのち」について髙田は「根源的」ということばをつかっている。髙田が追求している“いのち”は霊であった。その限りすばらしい。それは生、命、をこえその根源にあるものである。それは、生、命の苦しみを内に許している。その限りそれは無限であり、偏在である。
しかしそれを天霊ととらえていたかどうか、第5次元をみていたか、第0次元に至っていたか。彼のCatholicismはこれにどう答えていたか。

■第63回企画展「島田市名誉市民 森昌也展」
http://shinmusica.eshizuoka.jp/e1354508.html



同じカテゴリー(CD情報)の記事画像
なかにしあかね編曲による「イギリス愛唱歌集2」のレコーディングが終了しました。
なかにしあかね編曲による「イギリス童謡集」のレコーディングが終了しました。
20周年記念CDのレコーディング無事終了しました。
小川明子alt&山田啓明pf≪海ゆかば 信時潔歌曲集≫7/25発売
辻&なかにしデュオによる≪イギリス愛唱歌集≫録音終了
CD≪長尾洋史 ピアニズム・シリーズCD始動≫第1弾「ゴルトベルク」第2弾「ドビュッシー前奏曲集」
同じカテゴリー(CD情報)の記事
 なかにしあかね編曲による「イギリス愛唱歌集2」のレコーディングが終了しました。 (2024-03-16 14:25)
 なかにしあかね編曲による「イギリス童謡集」のレコーディングが終了しました。 (2023-08-12 00:13)
 20周年記念CDのレコーディング無事終了しました。 (2022-08-15 11:49)
 小川明子alt&山田啓明pf≪海ゆかば 信時潔歌曲集≫7/25発売 (2021-07-15 13:39)
 辻&なかにしデュオによる≪イギリス愛唱歌集≫録音終了 (2020-02-11 16:11)
 CD≪長尾洋史 ピアニズム・シリーズCD始動≫第1弾「ゴルトベルク」第2弾「ドビュッシー前奏曲集」 (2020-01-04 22:00)

Posted by シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所 at 13:21│Comments(0)CD情報演奏家音楽
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
≪50周年≫髙田三郎作曲「水のいのち」
    コメント(0)