2014年08月26日

8/31まで開催/第63回企画展「島田市名誉市民 森昌也展」

島田市博物館にて8/31まで開催しています。ぜひご来場ください。

森氏は作曲家髙田三郎と姻戚関係にありました。混声合唱組曲「水のいのち」に寄せての所感は森氏の文化人としての精神を示していると思います。

(写真:島田市博物館・川越遺跡・「森昌也展」図録より)



■豆知識
島田市では島田髷発祥の地として島田髷祭が催されているが、現在も花嫁が結う「文金高島田」は島田髷の一種です。


  


Posted by シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所 at 16:11Comments(0)イベント情報

2014年08月25日

コーラスの響き2014~第4回フェスティバル

鈴木与志一先生指揮による合唱の祭典「コーラスの響き2014」が開催されます。

合唱の古典とも言うべき名曲から近年出版された新しい作品まで、女声、男声、混声とバラエティ豊かな10団体が、すみだトリフォニーの大ホールで協演します。私(筆者)も少しだけ出演させていただきます。ぜひご来場ください。



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コーラスの響き2014~第4回フェスティバル
「コーラスの響き」関連団体による合唱祭

すみだトリフォニーホール 大ホール
2014年9月23日(火・祝)12:00開場/12:30開演
1,500円(全席自由)

■お問い合わせ 
 コーラス・スタジオ TEL03-3371-2562/E-mail:info@hitohito.com
■主催:コーラスの響き/スズキ・アーツプラン
■後援:東京都合唱連盟

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指揮:鈴木与志一

そにどり合唱団 ピアノ:松山友江
 女声合唱組曲「いのちのまなざし」 (雨田幸子 作詩/上田益 作曲)

コール・ポウロウニア ピアノ:瀧田亮子
 女声合唱曲集「みづいろの風よ」より (鵜﨑庚一 作曲)
 女声合唱組曲「奇跡のいのち」より (新谷智恵子 作詩/湯山昭 作曲) 他

横須賀男声合唱団「コール・フロイデ」 ピアノ::加藤悦子
 オペラ合唱曲より

クロスロード・レディース・アンサンブル ピアノ:川井敬子
 女声合唱とピアノのための「ファンタジア」より (木島始 訳詩/木下牧子 作曲) 他

労音おおくぼ合唱団 ピアノ:松山友江
 混声合唱組曲「黙礼」より (和合亮一 作詩/上田益 作曲

上智大学女声OG合唱団 ピアノ:前島あや子
 女声合唱とピアノのための小組曲「レモンの車輪」 (はたちよしこ 作詩/吉岡弘行 作曲) 他

Chor2 ★ゲスト参加
指揮:東海林久/ピアノ:松村浩志
 男声合唱組曲「心象スケッチ」 (宮澤賢治 作詩/髙田三郎 作曲/須賀敬一 編曲) 他

アンサンブル・バロン/ベル・バロン ピアノ:瀧田亮子
 「木下牧子女声合唱曲選」より (木下牧子 作曲) 
 女声合唱とピアノのための「七つのあそびうた」より (谷川俊太郎 詩/新実徳英 作曲) 

静岡合唱団 ピアノ:武藤礼子
 Z.Randall Stroope合唱作品より

コールなかはら ピアノ 川井敬子
 女声合唱とピアノのための「いきている意味」より (古寺ななえ 作詩・作曲)
 女声合唱組曲「明日へ続く道」より (星野富弘 作詩/千原英喜 作曲)

クロスロード・アカデミー・コア ピアノ:瀧田亮子
 混声合唱組曲「あなたとわたし」 (みなづきみのり 詩/瑞慶覧尚子 作曲) 他
  

Posted by シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所 at 20:07Comments(0)イベント情報

2014年08月14日

この世は舞台 ~All the world's a stage

9/7静岡&9/13東京で開催される『第18回英国歌曲展/辻裕久テノールリサイタル』プログラム詳細を発表いたします。テキストはすべてシェイクスピア、中でも、なかにしあかねの新作歌曲『シェイクスピアの妖精たち~夏の夜の夢~』は注目です。世界中のどこよりも早く、9/7(日)静岡で聴くことができます。

お問合せ シン・ムジカ(担当:蓑島) 
TEL:050-3712-0393 MAIL:shinmusica@mbr.nifty.com
http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/

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この世は舞台 ~All the world's a stage
『公演プログラム・ノート』より (なかにしあかね)

シェイクスピアの数ある名台詞の中でも特に有名なこの言葉は、And all the men and women merely players. (男も女もみな役者)と続く。

~中略~

シェイクスピアの言葉は400年以上もの間、古今東西の作曲家達を魅了する豊かなテキストの宝庫であり続けてきた。本日のプログラムでは『英国歌曲展』ならではの記念年への敬意として、前半は、時代を超え国境を越えて、バロックから近代までのシェイクスピア歌曲を、また後半は、シェイクスピア劇に登場する妖精達の歌を集めて、ティペットによる『大嵐』のエイリエルの歌と、書き下ろし新曲『夏の夜の夢』の妖精達の歌をプログラムした。
シェイクスピアの言葉が、音が、生き生きと息づく、英国歌曲展の緑の木陰へようこそ!!




第18回英国歌曲展 An Evening with British Songs ⅩⅧ
辻 裕久 テノールリサイタルⅩⅧ  Hirohisa TSUJI tenor recital
《緑の木陰で》 Under the Green Wood Tree  
~シェイクスピア生誕450周年~

2014年 9 月7日(日)14:00開演   静岡・江崎ホール
2014年9 月13日(土)18:00 開演  銀座・王子ホール

ウィリアム・シェイクスピア 詩 Words by William Shakespeare (1564-1616) 

Ⅰ.バロック・古典・ロマン派のシェイクスピア歌曲

1.緑の木陰で  Under the green wood tree(1741)  
 トーマス・アーン Thomas Arne (1710-1778)
 from As You Like It, Act II, Scene 5 《お気に召すまま》Ⅱ幕5場より
2.彼女は決して愛を打ち明けず She never told her love(1795)
 ヨーゼフ・ハイドン Joseph Haydn (1732-1809)
 from Twelfth Night, Act II, Scene 4 《十二夜》Ⅱ幕4場より
3.シルビアによせて An Silvia(1826)    
 フランツ・シューベルト  Franz Schubert (1797-1828)
 from Two Gentlemen of Verona, Act IV, Scene 2  《ヴェローナの二紳士》Ⅳ幕2場より
4.取り去りたまえ その唇を Take, O take those lips away (1819?)
 サー・ヘンリー・ビショップ Sir Henry Bishop (1786-1855)
 from Measure for Measure, Act IV, Scene 1  《尺には尺を》Ⅳ幕1場より
5.ロバに変えられたボトムの歌 Lied des transferierten Zettel(1889)
 ヒューゴー・ヴォルフ Hugo Wolf (1860-1903)
 from A Midsummer Night’s Dream, Act Ⅲ , Scene 2  《真夏の夜の夢》Ⅲ幕1場より

Ⅱ.歌曲集『3つのシェイクスピアの歌』 “Three Shakespeare Songs” Op.6 (1905)
 ロジャー・クィルター Roger Quilter (1877-1953)  

1.来たれ 死よ  Come away, Death
 from Twelfth Night, Act II, Scene 4 《十二夜》Ⅱ幕4場より
2.愛しき人よ   O Mistress mine
 from Twelfth Night, Act II, Scene 3 《十二夜》Ⅱ幕3場より
3.吹け 冬の風よ Blow, blow, thou Winter Wind
 from As You Like It, Act II, Scene 7《お気に召すまま》Ⅱ幕7場より    

Ⅲ.歌曲集『いざ花冠を捧げよう』“Let Us Garlands Bring” (1942)
 ジェラルド・フィンジ Gerald Finzi (1901-1956)

1.来たれ 死よ Come away, come away, death
 from Twelfth Night, Act II, Scene 4 《十二夜》Ⅱ幕4場より
2.シルビア Who is Silvia?
 from Two Gentlemen of Verona, Act IV, Scene 2  《ヴェローナの二紳士》Ⅳ幕2場より
3.もはや日照りを恐るることもなく Fear no more the heat o' the sun
 from Cymbeline, Act IV, Scene 2 《シンベリン》Ⅳ幕2場より
4.愛しきひとよ O mistress mine  
 from Twelfth Night, Act II, Scene 3  《十二夜》Ⅱ幕3場より
5.それは恋する若者たち It was a lover and his lass
 from As You Like It, Act V, Scene 3《お気に召すまま》Ⅴ幕3場より

~Interval~

Ⅳ.歌曲集『エアリエルの歌』 “Songs for Ariel” (1962)
from The Tempest『大嵐』より
マイケル・ティペット Michael Tippet (1905-1998)

1.おいで黄色い砂浜へ  Come unto these yellow sands
 Act I, Scene 2  第Ⅰ幕2場より
2.5ファゾムの深海に  Full fathom five
 Act I, Scene 2  第Ⅰ幕2場より
3.蜂の蜜吸うところで Where the bee sucks
 Act V, Scene 1  第Ⅴ幕1場より

Ⅴ.『シェイクスピアの妖精たち ~夏の夜の夢~ 』(2014 初演)
”Shakespeare’s Fairies ~A Midsummer Night’s Dream”
なかにしあかね Akane NAKANISHI (1964~)

1.丘を越え 谷を越え (妖精の歌う歌)  Over hill over dale
 Act Ⅱ, Scene1  第Ⅱ幕1場より
2.紫に染まる花 (妖精の王オベロンの歌う歌) Flower of this purple dye
 Act Ⅲ, Scene 2  第Ⅲ幕2場より
3.あっちへ こっちへ (妖精パックの歌う歌) Up and down 
 Act Ⅲ, Scene 2  第Ⅲ幕2場より
4.もと通りのおまえに戻るがよい (妖精の王オベロンの歌う歌) Be as thou wast wont to be
 ActⅣI, Scene1  第Ⅳ幕1場より
5.音楽よ、鳴り響け (妖精の王オベロンの歌う歌) Sound, music
 ActⅣI, Scene1  第Ⅳ幕1場より
6 今や飢えたライオンがうなり (妖精パックの歌う歌) Now the hungry lion roars
 ActⅤ, Scene1  第Ⅴ幕1場より
7 我ら役者は影 (妖精パックの仕舞口上) If we shadows
 ActⅤ, Scene1  第Ⅴ幕1場より



  

Posted by シン・ムジカ - 蓑島音楽事務所 at 22:46Comments(0)コンサート

2014年08月08日

第18回英国歌曲展/辻裕久テノールリサイタルⅩⅧ

イギリス歌曲の演奏において国内外で高い評価を得ている辻裕久による英国歌曲展を、今年も9/7静岡・江崎ホール&9/13東京・王子ホールにて開催いたします。シェイクスピア生誕450年を記念し、シェイクスピアの詩による作品を集めた珠玉のプログラム。中でもなかにしあかねの新作歌曲『妖精たちのうた』初演は音楽界の注目を集めています。もちろん、作曲家自身のピアノによる演奏となります。貴重な機会ですのでぜひご来場ください。

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テノールとピアノのための歌曲集『妖精たちのうた』
Song Cycle by なかにしあかね
Words by W.シェイクスピア(「真夏の夜の夢」より)
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■テノール 辻裕久■
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修了。嶺貞子、畑中良輔、中村健、小山由美各氏に師事。1992年渡英。英国王立音楽院大学院演奏家養成コースを名誉ディプロマを得て修了。英国にて、ケネス・ボウエン、ロバート・スペンサー、ポール・エスウッド、イアン・レディンガム、ジェフリー・パーソンズ、イヴォン・ミントン、グラツィエラ・シュッティ、またザルツブルクにて、白井光子、ハルトムート・ヘルの各氏に師事。1994年ダイアナ妃後援による『メサイア』公演のソリストとしてロンドン・ロイヤル・フェスティバルホールにデビュー、イヴニングスタンダード紙上において「透明な美声、質の高い歌唱」と評された。オペラ、オラトリオ、古楽のソリストとして国内外で活躍するほか、現代音楽の分野でも数々の世界初演、日本初演を手がけ、特に英語歌唱のエキスパートとして貴重な存在となっている。イギリス20世紀歌曲とヘンデル作品の歌唱に対し、グレートエルム声楽賞(英)受賞。第32回フランシスコ・ヴィーニアス国際声楽コンクール第3位並びに最優秀オラトリオ・リート歌手特別賞(西)受賞。ニューヨーク国際オラトリオ・ソリスト・コンクール入賞ほか。現在、玉川大学芸術学部芸術教育学科教授。フェリス女学院大学大学院、京都市立芸術大学大学院非常勤講師。ヘンデル・フェスティバル・ジャパン実行委員、東京交響楽団専属・東響コーラス指導者。日本ブリテン協会アドヴァイザー。

■作曲家/ピアニスト なかにしあかね■
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ大学院にて作曲修士号、キングスカレッジ大学院にて作曲博士号を修める。作曲を中西覚、北村昭、佐藤眞、南弘明、サー・ハリソン・バートウィスル各氏に、声楽伴奏法を、ジェフリー・パーソンズ、ハルトムート・ヘル、イアン・レディンガム各氏に、英詩朗読をゴードン・フェイス氏に師事。
第66回日本音楽コンクール作曲部門第1位及び安田賞受賞、国際フランツ・シューベルト作曲コンクール入賞ほか、吹田音楽賞、現音新人賞、深尾須磨子作曲賞など入賞、入選多数。ダーティントン音楽祭(英)、チェルトナム音楽祭(英)、フェロー国際現代音楽祭(デンマーク)、ブレッシア音楽祭(伊)、Japan Festival UK(英)他の音楽祭、NHK, 英国BBC他の放送局などにより作品が紹介され、国内外の演奏家から委嘱を受けている。作曲家、演奏家双方の立場からの「ことばと音楽」についての研究を続け、歌曲伴奏者としても「ベンジャミン・ブリテン歌曲集Ⅰ」(レコード芸術準特選)、「ベンジャミン・ブリテン歌曲集Ⅱ」(レコード芸術特選)「日本歌曲第1集」(レコード芸術準特選)、「ヴォーン・ウィリアムズ歌曲集~牧場にそって」(ALCD-7125朝日新聞・毎日新聞・音楽現代推薦盤、レコード芸術特選盤)、「日本歌曲第4集」(FMC-5055,5056)ほか充実した活動を行っている。平成17年度文化庁在外研修員として半年間ロンドンにて研修。 現在、宮城学院女子大学音楽科教授。 Handel Festival Japan実行委員。日本作曲家協議会、日本現代音楽協会、日本音楽著作権協会会員。

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~シェイクスピア生誕450周年~
第18回英国歌曲展 辻裕久テノールリサイタルⅩⅧ
≪緑の木陰で≫

ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)・・・イギリス・ルネサンス期を代表する劇作家であり詩人。生誕450周年を記念して、古今東西の作曲家によるシェイクスピア歌曲の数々をお届けします。同じ詩でも、時代によって、作曲家によってまったく異なる世界を、なかにしあかねのトークと共にご堪能ください。作曲家・なかにしあかねの新作初演も必聴です。

■出演
辻裕久 (テノール) /なかにしあかね(ピアノ・作曲)

■プログラム
Ⅰ.バロック・古典・ロマン派のシェイクスピア歌曲
T.アーン/J.ハイドン/F.シューベルト/H.ビショップ/H.ヴォルフ
♪ボーダーレス!!作曲家達を魅了したシェイクスピア
Ⅱ.歌曲集『3つのシェイクスピアの歌』 曲:ロジャー・クィルター  
♪英国歌曲のせつなくも美しいエッセンスの凝縮!!
Ⅲ.歌曲集『いざ花冠を捧げよう』 曲:ジェラルド・フィンジ
♪アイデアマン、フィンジがシェイクスピア作品に生命を吹き込む
Ⅳ.歌曲集 『エアリエルの歌』 曲:マイケル・ティペット 
♪音は少なく表情は豊かに、シンプルにして最大の効果!!
Ⅴ.テノールとピアノのための歌曲集『妖精たちのうた』 曲:なかにしあかね【新作初演】
♪現代の新感覚シェイクスピア。一夜の夢?それとも・・・

■日時
静岡公演:2014年9月7日(日)14:00開演(13:30開場)
東京公演:2014年9月13日(土)18:00開演(17:30開場)

■会場
静岡公演:江崎ホール(静岡市葵区)
東京公演:王子ホール(中央区銀座)

■チケット
【静岡公演】
全席自由 前売 2,000円 (当日3,000円)
高校生以下1,000円(当日のみ取り扱い)
【東京公演】
全席自由 3,500円
※未就学児童のご入場はお断りいたします

■主催 
(有)シン・ムジカ

■お問い合わせ・チケットお申し込み  
(有)シン・ムジカ
電話/FAX:050-3712-0393/Eメール:shinmusica@mbr.nifty.com
ウェブ:http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/

■チケット取扱い 
【静岡公演】
カンフェティチケットセンター 
[電話0120-240-540(03-6228-1630)/オンラインhttp://confetti-web.com/]
TSUTAYAすみや静岡本店プレイガイド
すみやグッディおとサロン清水春日
【東京公演】
王子ホールチケットセンター
[電話03-3567-9990/ホームページhttp://www.ojihall.jp/ ]

  

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