2014年04月30日
チケット完売のお知らせ『5/6音と言葉のおもちゃばこ』
■チケット完売のお知らせ
5/6開催『音と言葉のおもちゃばこ』チケットは完売いたしました。
誠にありがとうございました。
なお、当日券の販売はございません。予めご了承ください。
4人の音楽家がお届けするロシア音楽の世界・・・
親子で楽しめる子供のための作品、世界・季節を巡る音楽と現代ロシアの作曲家/ローゼンブラットのピアノ作品など、4人の個性が共鳴する魅力あふれるコンサートです。
■曲目
≪第1部≫
楽しい連弾ブルグミュラー!世界を巡ろう!
朗読とピアノ連弾「ピーターと狼」(プロコフィエフ)
≪第2部≫
栗原寛書下ろし詩の朗読と共にめぐる「四季」(チャイコフスキー)
ローゼンブラットによるピアノの世界
・2つのロシアのテーマによるコンチェルティーノ(1台4手)
・不思議の国のアリス-演奏会用ファンタジー(2台4手)
・日本のテーマによるファンタジー(2台8手)
■出演
ピアノ:工藤真希子/村田智佳子
詩・朗読・ピアノ/栗原寛
ピアノ:小泉耕平(ゲスト)
■2014年5月6日(火祝)14:00開演(13:30開場)
■ムジカーザ(小田急線・千代田線代々木上原駅東口徒歩2分)
■チケット(全席自由) 一般3,000円/小学生以下1,000円
※未就学児童のひざ上鑑賞は無料。ただしお席の必要なお子様は有料となります。
■お問合せ
音楽事務所シン・ムジカ
電話050-3712-0393
メールshinmusica@mbr.nifty.com
5/6開催『音と言葉のおもちゃばこ』チケットは完売いたしました。
誠にありがとうございました。
なお、当日券の販売はございません。予めご了承ください。
4人の音楽家がお届けするロシア音楽の世界・・・
親子で楽しめる子供のための作品、世界・季節を巡る音楽と現代ロシアの作曲家/ローゼンブラットのピアノ作品など、4人の個性が共鳴する魅力あふれるコンサートです。
■曲目
≪第1部≫
楽しい連弾ブルグミュラー!世界を巡ろう!
朗読とピアノ連弾「ピーターと狼」(プロコフィエフ)
≪第2部≫
栗原寛書下ろし詩の朗読と共にめぐる「四季」(チャイコフスキー)
ローゼンブラットによるピアノの世界
・2つのロシアのテーマによるコンチェルティーノ(1台4手)
・不思議の国のアリス-演奏会用ファンタジー(2台4手)
・日本のテーマによるファンタジー(2台8手)
■出演
ピアノ:工藤真希子/村田智佳子
詩・朗読・ピアノ/栗原寛
ピアノ:小泉耕平(ゲスト)
■2014年5月6日(火祝)14:00開演(13:30開場)
■ムジカーザ(小田急線・千代田線代々木上原駅東口徒歩2分)
■チケット(全席自由) 一般3,000円/小学生以下1,000円
※未就学児童のひざ上鑑賞は無料。ただしお席の必要なお子様は有料となります。
■お問合せ
音楽事務所シン・ムジカ
電話050-3712-0393
メールshinmusica@mbr.nifty.com
2014年04月25日
≪盛会のうちに終了!≫女声合唱団ジューン・エコー&福岡女学院同窓生による合唱団コール・クレール/ジョイントコンサート
★盛会のうちに終了しました!
女声合唱団ジューン・エコー&福岡女学院同窓生による合唱団コール・クレール
≪ジョイントコンサート≫
『ルーテル市ヶ谷センター・ホール』で開催されました。
予備イス50席を増設し、車椅子席を2席設営した結果、定員は248席。
チケット半券と招待状を数えたところ248枚でした(!)
誠実で品格ある演奏とあたたかいお客様によって、素晴らしいコンサートとなりました。
そして、末吉嘉子先生の感動的なご挨拶とお客様との大合唱(花の街)が更に幸せな空間を演出しました。
スタッフとしてご一緒させていただけたことに、心より感謝申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2014年4月25日(金)14:00開演
■ルーテル市ヶ谷センター・ホール
■出演
指揮:末吉嘉子 ピアノ:小山田直美・山崎美保・吉田慶子
■プログラム
Gounod:AVE VERUM/Comtois:Ecce Panis
J.Rutter:The Lord bless you and keep you/For the beauty of earth
TOMORROW SHALL BE MY DANCING DAY
フォーレ:「小ミサ曲」より
Kyrie eleison/Sanctus/Benedictus/Agnus Dei
なかにしあかね:「立ち止って」より
青梅/鳥の宅配便屋さん/立ち止って
中田喜直:「女声合唱曲集」より
おもい/青空の小径/ねむの花
早春/小さな手/忘れなぐさ
夏の思い出
≪アンコール≫
モーツァルト:Ave Verum Corpus
團伊玖麿:花の街 ※客席の皆様とご一緒に
■後援
日本合唱指揮者協会・東京都合唱連盟・新宿区合唱連盟
福岡女学院同窓会関東支部
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■開場前の客席とロビー


■今日の迎賓館

女声合唱団ジューン・エコー&福岡女学院同窓生による合唱団コール・クレール
≪ジョイントコンサート≫
『ルーテル市ヶ谷センター・ホール』で開催されました。
予備イス50席を増設し、車椅子席を2席設営した結果、定員は248席。
チケット半券と招待状を数えたところ248枚でした(!)
誠実で品格ある演奏とあたたかいお客様によって、素晴らしいコンサートとなりました。
そして、末吉嘉子先生の感動的なご挨拶とお客様との大合唱(花の街)が更に幸せな空間を演出しました。
スタッフとしてご一緒させていただけたことに、心より感謝申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2014年4月25日(金)14:00開演
■ルーテル市ヶ谷センター・ホール
■出演
指揮:末吉嘉子 ピアノ:小山田直美・山崎美保・吉田慶子
■プログラム
Gounod:AVE VERUM/Comtois:Ecce Panis
J.Rutter:The Lord bless you and keep you/For the beauty of earth
TOMORROW SHALL BE MY DANCING DAY
フォーレ:「小ミサ曲」より
Kyrie eleison/Sanctus/Benedictus/Agnus Dei
なかにしあかね:「立ち止って」より
青梅/鳥の宅配便屋さん/立ち止って
中田喜直:「女声合唱曲集」より
おもい/青空の小径/ねむの花
早春/小さな手/忘れなぐさ
夏の思い出
≪アンコール≫
モーツァルト:Ave Verum Corpus
團伊玖麿:花の街 ※客席の皆様とご一緒に
■後援
日本合唱指揮者協会・東京都合唱連盟・新宿区合唱連盟
福岡女学院同窓会関東支部
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■開場前の客席とロビー


■今日の迎賓館

2014年04月18日
工藤真希子ピアノリサイタル(三島市民文化会館小ホール/2014年6月29日)
沼津市在住のピアニスト・工藤真希子さんが昨年に引き続きリサイタルを開催します。
昨年のリサイタルは大好評!今年はさらに意欲的かつ多彩なプログラムを皆様にお届けします。
ご期待ください!
【曲目変更のお知らせ】
演奏者の意向により、以下の通り、曲目を変更させていただきます。お客様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんが、新たな曲目をお楽しみいただければ幸甚です。
■変更前
ストラヴィンスキー=アゴスティ/組曲≪火の鳥≫
↓
■変更後
ヒナステラ/アルゼンチン舞曲集

工藤真希子 ピアノリサイタル
■2014年6月29日(日)14:00開演(13:30開場)
■三島市民文化会館(ゆうゆうホール)小ホール
■チケット(全席自由):一般2,000円/学生1,000円 ※当日500円増し
■プログラム
ベートーヴェン/ピアノソナタ 第14番 op.27-2 (「月光」)
ドビュッシー/月の光
バッハ=ブゾーニ/シャコンヌ
ブラームス/6つの小品 op.118
ストラヴィンスキー=アゴスティ/組曲≪火の鳥≫
【曲目変更】ヒナステラ/アルゼンチン舞曲集
■主催 工藤真希子ピアノリサイタル実行委員会
■後援 東京音楽大学校友会静岡県支部
■チケット取扱い
工藤真希子ピアノリサイタル実行委員会 055-951-2127
すみやグッディ沼津店 055-926-1171
タンザワ楽器沼津本店 055-962-1111
★工藤真希子プロフィール
静岡県沼津市出身。沼津東高校、東北大学文学部文化人類学専修、東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。ロシア国立チャイコフスキー記念モスクワ音楽院大学院修了。第19回JPTAピアノオーディション奨励賞受賞、全国大会出場。第6回ローゼンストック国際ピアノコンクール2位(最高位)、第17回Music and Earth国際音楽コンクール(ブルガリア)1位、第7回Musica Classica国際音楽コンクール(ロシア)2位(最高位)、第12回マリア・ユーディナ国際音楽コンクール(ロシア)3位、第9回北本ピアノコンクールH部門1位・朝日新聞社賞受賞。これまでに沼津・三島・モスクワ・仙台でリサイタルを開催し、現在はソロ・室内楽・伴奏などの演奏活動を行うほか、後進の指導にもあたっている。ピアノを柴田淑子、柴田篤志、山下薫子、植木由利子、関根由喜江、A.セメツキー、A.ムンドヤンツの各氏に、室内楽をS.ディチェンコに師事。現在、桐朋学園大学音楽学部非常勤講師(ロシア音楽史)、昭和音楽大学付属音楽教室講師(ピアノ)。
昨年のリサイタルは大好評!今年はさらに意欲的かつ多彩なプログラムを皆様にお届けします。
ご期待ください!
【曲目変更のお知らせ】
演奏者の意向により、以下の通り、曲目を変更させていただきます。お客様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんが、新たな曲目をお楽しみいただければ幸甚です。
■変更前
ストラヴィンスキー=アゴスティ/組曲≪火の鳥≫
↓
■変更後
ヒナステラ/アルゼンチン舞曲集

工藤真希子 ピアノリサイタル
■2014年6月29日(日)14:00開演(13:30開場)
■三島市民文化会館(ゆうゆうホール)小ホール
■チケット(全席自由):一般2,000円/学生1,000円 ※当日500円増し
■プログラム
ベートーヴェン/ピアノソナタ 第14番 op.27-2 (「月光」)
ドビュッシー/月の光
バッハ=ブゾーニ/シャコンヌ
ブラームス/6つの小品 op.118
【曲目変更】ヒナステラ/アルゼンチン舞曲集
■主催 工藤真希子ピアノリサイタル実行委員会
■後援 東京音楽大学校友会静岡県支部
■チケット取扱い
工藤真希子ピアノリサイタル実行委員会 055-951-2127
すみやグッディ沼津店 055-926-1171
タンザワ楽器沼津本店 055-962-1111
★工藤真希子プロフィール
静岡県沼津市出身。沼津東高校、東北大学文学部文化人類学専修、東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。ロシア国立チャイコフスキー記念モスクワ音楽院大学院修了。第19回JPTAピアノオーディション奨励賞受賞、全国大会出場。第6回ローゼンストック国際ピアノコンクール2位(最高位)、第17回Music and Earth国際音楽コンクール(ブルガリア)1位、第7回Musica Classica国際音楽コンクール(ロシア)2位(最高位)、第12回マリア・ユーディナ国際音楽コンクール(ロシア)3位、第9回北本ピアノコンクールH部門1位・朝日新聞社賞受賞。これまでに沼津・三島・モスクワ・仙台でリサイタルを開催し、現在はソロ・室内楽・伴奏などの演奏活動を行うほか、後進の指導にもあたっている。ピアノを柴田淑子、柴田篤志、山下薫子、植木由利子、関根由喜江、A.セメツキー、A.ムンドヤンツの各氏に、室内楽をS.ディチェンコに師事。現在、桐朋学園大学音楽学部非常勤講師(ロシア音楽史)、昭和音楽大学付属音楽教室講師(ピアノ)。
2014年04月17日
残席わずか!チケットのお求めはお早めに『5/6音と言葉のおもちゃ箱』
5/6(火祝)開催!親子で楽しめる『音と言葉のおもちゃ箱』
休日のひととき、お子さんも入場可能なコンサートです。特に≪第1部≫「ピーターと狼」は、朗読とピアノ連弾によるパフォーマンス、親子で楽しんでいただけます。イラストはシン・ムジカのオリジナル!ご期待ください。

4人の音楽家がお届けするロシア音楽の世界・・・
親子で楽しめる子供のための作品、世界・季節を巡る音楽と現代ロシアの作曲家/ローゼンブラットのピアノ作品など、4人の個性が共鳴する魅力あふれるコンサートです。
http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/shinmusica/concert/concert-2014-SM/concert-2014-04.html
■曲目
≪第1部≫
楽しい連弾ブルグミュラー!世界を巡ろう!
朗読とピアノ連弾「ピーターと狼」(プロコフィエフ)
≪第2部≫
栗原寛書下ろし詩の朗読と共にめぐる「四季」(チャイコフスキー)
ローゼンブラットによるピアノの世界
・2つのロシアのテーマによるコンチェルティーノ(1台4手)
・組曲「不思議の国のアリス-演奏会用ファンタジー-」(2台4手)
・日本のテーマによるファンタジー(2台8手)
■出演
ピアノ:工藤真希子/村田智佳子
詩・朗読・ピアノ/栗原寛
ピアノ:小泉耕平(ゲスト)
■2014年5月6日(火祝)14:00開演(13:30開場)
■ムジカーザ(小田急線・千代田線代々木上原駅東口徒歩2分)
http://www.musicasa.co.jp/
■チケット(全席自由) 一般3,000円/小学生以下1,000円
※未就学児童のひざ上鑑賞は無料。ただしお席の必要なお子様は有料となります。
■チケット取扱い
音楽事務所シン・ムジカ
電話 050-3712-0393
メール shinmusica@mbr.nifty.com
ウェブサイト http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/
休日のひととき、お子さんも入場可能なコンサートです。特に≪第1部≫「ピーターと狼」は、朗読とピアノ連弾によるパフォーマンス、親子で楽しんでいただけます。イラストはシン・ムジカのオリジナル!ご期待ください。

4人の音楽家がお届けするロシア音楽の世界・・・
親子で楽しめる子供のための作品、世界・季節を巡る音楽と現代ロシアの作曲家/ローゼンブラットのピアノ作品など、4人の個性が共鳴する魅力あふれるコンサートです。
http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/shinmusica/concert/concert-2014-SM/concert-2014-04.html
■曲目
≪第1部≫
楽しい連弾ブルグミュラー!世界を巡ろう!
朗読とピアノ連弾「ピーターと狼」(プロコフィエフ)
≪第2部≫
栗原寛書下ろし詩の朗読と共にめぐる「四季」(チャイコフスキー)
ローゼンブラットによるピアノの世界
・2つのロシアのテーマによるコンチェルティーノ(1台4手)
・組曲「不思議の国のアリス-演奏会用ファンタジー-」(2台4手)
・日本のテーマによるファンタジー(2台8手)
■出演
ピアノ:工藤真希子/村田智佳子
詩・朗読・ピアノ/栗原寛
ピアノ:小泉耕平(ゲスト)
■2014年5月6日(火祝)14:00開演(13:30開場)
■ムジカーザ(小田急線・千代田線代々木上原駅東口徒歩2分)
http://www.musicasa.co.jp/
■チケット(全席自由) 一般3,000円/小学生以下1,000円
※未就学児童のひざ上鑑賞は無料。ただしお席の必要なお子様は有料となります。
■チケット取扱い
音楽事務所シン・ムジカ
電話 050-3712-0393
メール shinmusica@mbr.nifty.com
ウェブサイト http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/
2014年04月10日
オススメCD≪ten辻裕久『ヴォーン・ウィリアムズ歌曲集』≫
このCDの出来栄えはすばらしい!美しい英語のディクションから紡ぎだされる語るかのような歌声は、他では聴くことのできない傑出した歌曲集CDを創り上げました。『旅のうた』は、まさにイギリス版『冬の旅』ともいうべき名曲です。レコード芸術特選盤!

■CDヴォーン・ウィリアムズ歌曲集~牧場にそって
■発売日 2008/09/18
■販売元 ALM Records コジマ録音 (ALCD-7125)
■価格 3024円 (税込)
■演奏者
辻裕久(テノール)/海和伸子(ヴァイオリン)/なかにしあかね(ピアノ)
■収録曲
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958)
『2つのイギリス民謡』(Ten&Vn)
歌曲集『旅のうた』(Ten&Pf)
歌曲集『牧場にそって』(Ten&Vn)
歌曲集『生命の家』(Ten&Pf)
詳細 http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/shinmusica/CD/CD-503.html
■お申込み シン・ムジカ shinmusica@mbr.nifty.com
《英国歌曲展》シリーズをはじめ、ますます充実した活動を展開する辻裕久が、ヴォーン・ウィリアムズ没後50年を記念して贈る意欲作。ヴァイオリン一本の伴奏で歌う素朴さとウィットに富んだ『2つのイギリス民謡』『牧場にそって』、代表作『旅のうた』、最も有名な歌曲「沈黙の真昼」を含む『生命の家』を収録。ブックレットに、辻裕久による全歌詞対訳・なかにしあかねによる「何がGrand Old Man を作ったか」掲載!!
■ぶらあぼ(2008年9月号)「新譜 この人いちおし」
“端正な美しさが心に沁みる歌唱”
■朝日新聞(2008年9月11日)「for your collection」推薦盤
“声はバガボンドの哀歓を繊細になぞり、ピアノが詩情豊かに支える”
■毎日新聞(2008年9月17日)「私の3枚」
“愛を込めた誠実な取り組みの素晴らしい成果”
■レコード芸術(2008年10月号)特選盤
“澄んだ明るい、柔軟性をおびた声・・・大きく広がる空気感がまずすばらしい。自然の新鮮な空気がじかに頬に感じられる” “ピアノは声に過不足ない潤滑油を与え、自然と融通無碍に呼吸し、テキストの情感とリズムに陰翳深く沿い、「詩」そのものと化している”

■CDヴォーン・ウィリアムズ歌曲集~牧場にそって
■発売日 2008/09/18
■販売元 ALM Records コジマ録音 (ALCD-7125)
■価格 3024円 (税込)
■演奏者
辻裕久(テノール)/海和伸子(ヴァイオリン)/なかにしあかね(ピアノ)
■収録曲
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958)
『2つのイギリス民謡』(Ten&Vn)
歌曲集『旅のうた』(Ten&Pf)
歌曲集『牧場にそって』(Ten&Vn)
歌曲集『生命の家』(Ten&Pf)
詳細 http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/shinmusica/CD/CD-503.html
■お申込み シン・ムジカ shinmusica@mbr.nifty.com
《英国歌曲展》シリーズをはじめ、ますます充実した活動を展開する辻裕久が、ヴォーン・ウィリアムズ没後50年を記念して贈る意欲作。ヴァイオリン一本の伴奏で歌う素朴さとウィットに富んだ『2つのイギリス民謡』『牧場にそって』、代表作『旅のうた』、最も有名な歌曲「沈黙の真昼」を含む『生命の家』を収録。ブックレットに、辻裕久による全歌詞対訳・なかにしあかねによる「何がGrand Old Man を作ったか」掲載!!
■ぶらあぼ(2008年9月号)「新譜 この人いちおし」
“端正な美しさが心に沁みる歌唱”
■朝日新聞(2008年9月11日)「for your collection」推薦盤
“声はバガボンドの哀歓を繊細になぞり、ピアノが詩情豊かに支える”
■毎日新聞(2008年9月17日)「私の3枚」
“愛を込めた誠実な取り組みの素晴らしい成果”
■レコード芸術(2008年10月号)特選盤
“澄んだ明るい、柔軟性をおびた声・・・大きく広がる空気感がまずすばらしい。自然の新鮮な空気がじかに頬に感じられる” “ピアノは声に過不足ない潤滑油を与え、自然と融通無碍に呼吸し、テキストの情感とリズムに陰翳深く沿い、「詩」そのものと化している”
2014年04月07日
『新交響楽団第225回演奏会』に行きました。
ひさしぶりに「新響」の演奏会に行くことができました。東京芸術劇場はリニューアル内覧会(2012.8)以来の訪問ですので、なんと改修後のホールで聴くのは初めて。改修前から客席のピッチ(座席幅)は広く快適でしたが、あらためて座席幅の広さと高さ(段差)の適切さを実感し、ステージへの視界も良好で気持ちよく鑑賞できました。(今回は1階席後方に座りました)気のせいかもしれないけれど、音響は以前より明瞭度がアップし、立体的に聴こえるようになったという印象でした。いずれにしろ好きなホールです。
さて、新交響楽団の維持会員となって約10年、私が委員長を務めていたコンサート(2004年8月)に出演いただいたことが出会いでした。(とはいえ、学生時代から“新響ファン”でしたが)新響の個性的な音色は「日本のオケ」を強く感じさせるもので、今回もそれを再認識しました。プロアマ問わず、世のオーケストラもグローバル化が進み、演奏技術の向上と共にその音色も国際的になってきたと感じます。とても良いことですが、一方ではローカル色豊かな音を持ったオーケストラが減ってきたように思います。そんな中、新響のコンサートは私にとって、日本のオーケストラの音で魅力溢れる西洋音楽を聴くことのできるとても貴重な、大切な機会なのです。コンサートはどの曲も密度の濃い充実した演奏で、大満足!でした。
ソリストの大谷康子さんはなんともチャーミングで、その存在感は圧倒的、魅了されました。「シェヘラザード」における妖艶ともいえる繊細な歌いまわしも最高で、その実力をあらためて認識させられました。
新響は邦人作品が得意というイメージを持っていますが、ハチャトゥリアンを聴いて、(乱暴であることを承知で言うならば)民族的ニュアンスを含む作品の演奏に、説得力、納得性があると感じました。この曲はこういうものだ!という意思を感じる演奏です。一方では、作曲家と作品に謙虚に誠実に接している姿勢が演奏から感じられ、楽曲の性格や魅力を自然に伝えてくれるのです。
今回のプログラムは、昨年逝去された小松一彦先生が生前新響との演奏を望んでおられた曲で構成されている、とのこと。その知的で熱い演奏は小松先生を彷彿とさせる趣がありました。かつてご指導いただいた際に「日本のアマオケで一番なのは新響だ。」と私に明確に仰ったお言葉を思い出しました。
今回も様々な気付きや発見があり、なんとも清々しく、気持ち良く会場を後にすることができました。次回は飯守先生のワーグナー&ブルックナー!楽しみにしています。

新交響楽団 第225回演奏会
2014年4月6日(日)14時開演/東京芸術劇場コンサートホール
■指揮 曽我大介
■ヴァイオリン独奏 大谷康子
■曲目 ハチャトゥリアン/バレエ音楽「ガイーヌ」より
サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番
リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェヘラザード」
★音楽事務所シン・ムジカのfacebookページ★
クラシックコンサート、CDなどの情報を発信中!
http://www.facebook.com/shinmusica
さて、新交響楽団の維持会員となって約10年、私が委員長を務めていたコンサート(2004年8月)に出演いただいたことが出会いでした。(とはいえ、学生時代から“新響ファン”でしたが)新響の個性的な音色は「日本のオケ」を強く感じさせるもので、今回もそれを再認識しました。プロアマ問わず、世のオーケストラもグローバル化が進み、演奏技術の向上と共にその音色も国際的になってきたと感じます。とても良いことですが、一方ではローカル色豊かな音を持ったオーケストラが減ってきたように思います。そんな中、新響のコンサートは私にとって、日本のオーケストラの音で魅力溢れる西洋音楽を聴くことのできるとても貴重な、大切な機会なのです。コンサートはどの曲も密度の濃い充実した演奏で、大満足!でした。
ソリストの大谷康子さんはなんともチャーミングで、その存在感は圧倒的、魅了されました。「シェヘラザード」における妖艶ともいえる繊細な歌いまわしも最高で、その実力をあらためて認識させられました。
新響は邦人作品が得意というイメージを持っていますが、ハチャトゥリアンを聴いて、(乱暴であることを承知で言うならば)民族的ニュアンスを含む作品の演奏に、説得力、納得性があると感じました。この曲はこういうものだ!という意思を感じる演奏です。一方では、作曲家と作品に謙虚に誠実に接している姿勢が演奏から感じられ、楽曲の性格や魅力を自然に伝えてくれるのです。
今回のプログラムは、昨年逝去された小松一彦先生が生前新響との演奏を望んでおられた曲で構成されている、とのこと。その知的で熱い演奏は小松先生を彷彿とさせる趣がありました。かつてご指導いただいた際に「日本のアマオケで一番なのは新響だ。」と私に明確に仰ったお言葉を思い出しました。
今回も様々な気付きや発見があり、なんとも清々しく、気持ち良く会場を後にすることができました。次回は飯守先生のワーグナー&ブルックナー!楽しみにしています。

新交響楽団 第225回演奏会
2014年4月6日(日)14時開演/東京芸術劇場コンサートホール
■指揮 曽我大介
■ヴァイオリン独奏 大谷康子
■曲目 ハチャトゥリアン/バレエ音楽「ガイーヌ」より
サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番
リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェヘラザード」
★音楽事務所シン・ムジカのfacebookページ★
クラシックコンサート、CDなどの情報を発信中!
http://www.facebook.com/shinmusica
2014年04月04日
親子で楽しめるコンサート『音と言葉のおもちゃ箱』
5/6(火祝)開催!親子で楽しめる『音と言葉のおもちゃ箱』
休日のひととき、お子さんも入場可能なコンサートです。特に≪第1部≫「ピーターと狼」は、朗読とピアノ連弾によるパフォーマンス、親子で楽しんでいただけます。イラストはシン・ムジカのオリジナル!ご期待ください。
4人の音楽家がお届けするロシア音楽の世界・・・
親子で楽しめる子供のための作品、世界・季節を巡る音楽と現代ロシアの作曲家/ローゼンブラットのピアノ作品など、4人の個性が共鳴する魅力あふれるコンサートです。
http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/shinmusica/concert/concert-2014-SM/concert-2014-04.html
■曲目
≪第1部≫
楽しい連弾ブルグミュラー!世界を巡ろう!
朗読とピアノ連弾「ピーターと狼」(プロコフィエフ)
≪第2部≫
栗原寛書下ろし詩の朗読と共にめぐる「四季」(チャイコフスキー)
ローゼンブラットによるピアノの世界
・2つのロシアのテーマによるコンチェルティーノ(1台4手)
・組曲「不思議の国のアリス-演奏会用ファンタジー-」(2台4手)
・日本のテーマによるファンタジー(2台8手)
■出演
ピアノ:工藤真希子/村田智佳子
詩・朗読・ピアノ/栗原寛
ピアノ:小泉耕平(ゲスト)
■2014年5月6日(火祝)14:00開演(13:30開場)
■ムジカーザ(小田急線・千代田線代々木上原駅東口徒歩2分)
http://www.musicasa.co.jp/
■チケット(全席自由) 一般3,000円/小学生以下1,000円
※未就学児童のひざ上鑑賞は無料。ただしお席の必要なお子様は有料となります。
■チケット取扱い
音楽事務所シン・ムジカ
電話 050-3712-0393
メール shinmusica@mbr.nifty.com
ウェブサイト http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/
休日のひととき、お子さんも入場可能なコンサートです。特に≪第1部≫「ピーターと狼」は、朗読とピアノ連弾によるパフォーマンス、親子で楽しんでいただけます。イラストはシン・ムジカのオリジナル!ご期待ください。
4人の音楽家がお届けするロシア音楽の世界・・・
親子で楽しめる子供のための作品、世界・季節を巡る音楽と現代ロシアの作曲家/ローゼンブラットのピアノ作品など、4人の個性が共鳴する魅力あふれるコンサートです。
http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/shinmusica/concert/concert-2014-SM/concert-2014-04.html
■曲目
≪第1部≫
楽しい連弾ブルグミュラー!世界を巡ろう!
朗読とピアノ連弾「ピーターと狼」(プロコフィエフ)
≪第2部≫
栗原寛書下ろし詩の朗読と共にめぐる「四季」(チャイコフスキー)
ローゼンブラットによるピアノの世界
・2つのロシアのテーマによるコンチェルティーノ(1台4手)
・組曲「不思議の国のアリス-演奏会用ファンタジー-」(2台4手)
・日本のテーマによるファンタジー(2台8手)
■出演
ピアノ:工藤真希子/村田智佳子
詩・朗読・ピアノ/栗原寛
ピアノ:小泉耕平(ゲスト)
■2014年5月6日(火祝)14:00開演(13:30開場)
■ムジカーザ(小田急線・千代田線代々木上原駅東口徒歩2分)
http://www.musicasa.co.jp/
■チケット(全席自由) 一般3,000円/小学生以下1,000円
※未就学児童のひざ上鑑賞は無料。ただしお席の必要なお子様は有料となります。
■チケット取扱い
音楽事務所シン・ムジカ
電話 050-3712-0393
メール shinmusica@mbr.nifty.com
ウェブサイト http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/
2014年04月04日
■CD≪しゅうりりえんえん≫■辻正行×川井敬子×大久保混声合唱団
辻正行(合唱指揮者,1932-2003)没後10年記念盤


荻久保和明「しゅうりりえんえん」 (1996年録音)
髙田三郎「橋上の人」「梢」 (2000年/1989年録音)
大中恩「わたりどり」 (1989年録音)
指揮:辻正行 ピアノ:川井敬子 合唱:大久保混声合唱団
制作:(有)シン・ムジカ
辻正行×川井敬子×大久保混声合唱団の歴史に残る名演を収録。
この組み合わせならではの密度の高い音楽表現と瑞々しさの共存する演奏は、聴き手に深い印象と感動を与えます。 「わたりどり」「梢」は、さりげなさの中に品格漂う佳演です。
■ライナーノーツ:
川井敬子(ピアニスト)、坂元勇仁(レコーディング・ディレクター)、蓑島晋(シン・ムジカ)
■曲目解説:齋藤令(合唱指揮者)
■税込価格 2,100円
■ご購入
パナムジカ http://www.panamusica.co.jp/ja/product/15108/
ジョヴァンニ http://www.kamome.ne.jp/giovanni/
■お問合せ/お申込み
音楽事務所シン・ムジカ(担当:蓑島)
電話 050-3712-0393
メールshinmusica@mbr.nifty.com
合唱指揮者・故辻正行、ピアニスト川井敬子、大久保混声混声合唱団(東京)の遺した多数の録音から演奏と録音のクオリティを考慮し、セレクトした音源を収録したCDです。
その中でも「しゅうりりえんえん」は、その深く重いテーマゆえか演奏される機会の少ない作品ですが、石牟礼道子の詩のリズムと表現の素晴らしさ、荻久保和明の才能が見事に発揮された天才的な作曲により、組曲を超えた「オラトリオ」ともいうべき傑作が生まれました。
美しく甘美な部分と強く情熱的な部分の対比や、男声と女声の色彩の変化も絶妙で、大久保混声は約40分の長大な組曲を、見事な緊張感の持続と精神の高揚、集中力で歌い切っています。その音色のドラマ性には感嘆せずにはいられません。
川井敬子のピアノはこの作品のテーマ、合唱団の表現に見事に寄り添っており、その極めて感性豊かな、印象的な音の存在感は特筆すべきものです。
熊本県水俣に生まれ育った石牟礼道子の絵本「みなまた 海のこえ」よりとられたテキストは、日本人が忘れてはならない出来事を伝えている衝撃的な内容ですが、同時に、(事件が起こる前の)水俣の美しい風景、その地域の神秘的な美しさ、人々の幸せな(であった)情景をも表現しています。
この作品に接するたび、忘れてはならない日本の現実を実感します。
何の咎もない水俣の人々の故郷を奪ってしまったこの出来事は、今また福島という街を生んでしまった私たちの心に留め置かなくてはならないと、痛切に感じるのです。
今だからこそ多くの方々に聴いていただきたい作品です。
http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/shinmusica/CD/CD-202.html


荻久保和明「しゅうりりえんえん」 (1996年録音)
髙田三郎「橋上の人」「梢」 (2000年/1989年録音)
大中恩「わたりどり」 (1989年録音)
指揮:辻正行 ピアノ:川井敬子 合唱:大久保混声合唱団
制作:(有)シン・ムジカ
辻正行×川井敬子×大久保混声合唱団の歴史に残る名演を収録。
この組み合わせならではの密度の高い音楽表現と瑞々しさの共存する演奏は、聴き手に深い印象と感動を与えます。 「わたりどり」「梢」は、さりげなさの中に品格漂う佳演です。
■ライナーノーツ:
川井敬子(ピアニスト)、坂元勇仁(レコーディング・ディレクター)、蓑島晋(シン・ムジカ)
■曲目解説:齋藤令(合唱指揮者)
■税込価格 2,100円
■ご購入
パナムジカ http://www.panamusica.co.jp/ja/product/15108/
ジョヴァンニ http://www.kamome.ne.jp/giovanni/
■お問合せ/お申込み
音楽事務所シン・ムジカ(担当:蓑島)
電話 050-3712-0393
メールshinmusica@mbr.nifty.com
合唱指揮者・故辻正行、ピアニスト川井敬子、大久保混声混声合唱団(東京)の遺した多数の録音から演奏と録音のクオリティを考慮し、セレクトした音源を収録したCDです。
その中でも「しゅうりりえんえん」は、その深く重いテーマゆえか演奏される機会の少ない作品ですが、石牟礼道子の詩のリズムと表現の素晴らしさ、荻久保和明の才能が見事に発揮された天才的な作曲により、組曲を超えた「オラトリオ」ともいうべき傑作が生まれました。
美しく甘美な部分と強く情熱的な部分の対比や、男声と女声の色彩の変化も絶妙で、大久保混声は約40分の長大な組曲を、見事な緊張感の持続と精神の高揚、集中力で歌い切っています。その音色のドラマ性には感嘆せずにはいられません。
川井敬子のピアノはこの作品のテーマ、合唱団の表現に見事に寄り添っており、その極めて感性豊かな、印象的な音の存在感は特筆すべきものです。
熊本県水俣に生まれ育った石牟礼道子の絵本「みなまた 海のこえ」よりとられたテキストは、日本人が忘れてはならない出来事を伝えている衝撃的な内容ですが、同時に、(事件が起こる前の)水俣の美しい風景、その地域の神秘的な美しさ、人々の幸せな(であった)情景をも表現しています。
この作品に接するたび、忘れてはならない日本の現実を実感します。
何の咎もない水俣の人々の故郷を奪ってしまったこの出来事は、今また福島という街を生んでしまった私たちの心に留め置かなくてはならないと、痛切に感じるのです。
今だからこそ多くの方々に聴いていただきたい作品です。
http://homepage3.nifty.com/SINMUSICA/shinmusica/CD/CD-202.html
タグ :辻正行
2014年04月04日
『指揮者グッドオールの生涯』を読んで
指揮者グッドオールの生涯―クライバーが讃え、ショルティが恐れた男(山崎浩太郎 著)
これまで感じてきたことを想起させてくれる内容で、興味深く読むことができました。
偶然、「ブルックナー交響曲8番」「トリスタンとイゾルデ第1幕への前奏曲」のCDを持っていて、指揮者の名前を覚えていたので手に取った本でした。CDの演奏は、お気に入りというわけではなかったのですが、その素朴な、人間を感じさせる音楽は印象的でした。
1900年代のイギリスの音楽文化、歴史の混沌をかいま見ることができました。
自国(イギリス)の指揮者が「わが国の歌手の声には力と輝きがない」と蔑み、他国の指揮者(クーベリック)が「イギリス人歌手はけっして大陸の歌手に劣らない。劣等感を持つ必要はない。」と弁護した。とか、イギリスはクラシック音楽の輸入国でありレコード大国である、首都にいくつものオーケストラが集中している、など、とても乱暴ですが、明治以降の日本との共通点を感じました。大陸の音楽芸術に疎外感を感じそれを自国のものにしようとする当時のイギリスの強い想いと、西洋音楽に憧れ学び続けた日本の想いが、ほんの少し重なる気がするのです。
CDを聴いていると、日本の朝比奈隆を思い出しました。おそらく各パートをしっかり弾かせ独自性を持たせた上でハーモニーを創ろうとしているのではないか。映像をみると、けっして理解しやすい指揮ではないのですが、それが、音楽の悠然とした流れや緊張感、立体的で明快な音色を生み出しているように感じます。(時折、弛緩、停滞を感じることはありつつも)
もうひとつ印象的だったこと。
デッカのプロデューサー、カルショウによる、史上初「ワーグナー“指輪”」全曲録音の指揮者「ショルティ」について。この録音を映画撮影に例え、主演のショルティは「当代の偉大なワーグナー指揮者」という役柄を演じきり、その後もその役柄を実際の歌劇場でもこなすようになる。なるほど、と思いました。
Reginald Goodall dirigiert Wagner: "Die Walküre"
これまで感じてきたことを想起させてくれる内容で、興味深く読むことができました。
偶然、「ブルックナー交響曲8番」「トリスタンとイゾルデ第1幕への前奏曲」のCDを持っていて、指揮者の名前を覚えていたので手に取った本でした。CDの演奏は、お気に入りというわけではなかったのですが、その素朴な、人間を感じさせる音楽は印象的でした。
1900年代のイギリスの音楽文化、歴史の混沌をかいま見ることができました。
自国(イギリス)の指揮者が「わが国の歌手の声には力と輝きがない」と蔑み、他国の指揮者(クーベリック)が「イギリス人歌手はけっして大陸の歌手に劣らない。劣等感を持つ必要はない。」と弁護した。とか、イギリスはクラシック音楽の輸入国でありレコード大国である、首都にいくつものオーケストラが集中している、など、とても乱暴ですが、明治以降の日本との共通点を感じました。大陸の音楽芸術に疎外感を感じそれを自国のものにしようとする当時のイギリスの強い想いと、西洋音楽に憧れ学び続けた日本の想いが、ほんの少し重なる気がするのです。
CDを聴いていると、日本の朝比奈隆を思い出しました。おそらく各パートをしっかり弾かせ独自性を持たせた上でハーモニーを創ろうとしているのではないか。映像をみると、けっして理解しやすい指揮ではないのですが、それが、音楽の悠然とした流れや緊張感、立体的で明快な音色を生み出しているように感じます。(時折、弛緩、停滞を感じることはありつつも)
もうひとつ印象的だったこと。
デッカのプロデューサー、カルショウによる、史上初「ワーグナー“指輪”」全曲録音の指揮者「ショルティ」について。この録音を映画撮影に例え、主演のショルティは「当代の偉大なワーグナー指揮者」という役柄を演じきり、その後もその役柄を実際の歌劇場でもこなすようになる。なるほど、と思いました。
Reginald Goodall dirigiert Wagner: "Die Walküre"