2014年10月23日
『横山靖代ソプラノ・リサイタルⅦ』を聴きに行きました。
前半はリヒャルト・シュトラウス、後半はセルゲイ・ラフマニノフの歌曲という、おそらく歌い手にとっては、高い技術と精神性、集中力を要するプログラム。
身体の奥底から(それは生命からと言い換えられる)音楽を創っていくような取り組みは、彼女の育ててきた歌唱技術と共に、独自且つ孤高の世界を形成している。それは音楽家としての志とひたむきな姿勢から生まれるものであって、客席でも明確に感じ取ることができた。
特にラフマニノフは自家薬籠中とも言える演奏で、明晰且つ丁寧であり、曲が進むにつれドライブが効き、声の輝きが増していく、その凝縮力と集中力は特筆すべきもの。ピアノは、さすがに手の内にある演奏で時に歌をリードし、情感豊かな弾きぶりと音楽の造形力は他では聴くことはできないと思う。

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横山靖代ソプラノ・リサイタルⅦ
ピアノ:アレクサンダー・セメツキー
2014年10月22日(水)19:00開演
静岡音楽館AOI ホール
■アンコール■
R.シュトラウス「献呈」op.10-1
S.ラフマニノフ「なんという幸せ」op.34-12
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終演後、ご一緒したアルト歌手・小川明子さんと会食しました。2016年に予定している横山靖代さんとのコンサート企画のご相談や今後に向けての重要事項を多数ご教授いただきました。
近年、邦人作曲家による歌曲の発掘と演奏に力を尽くしておられる小川さんの最新映像をご紹介します。
身体の奥底から(それは生命からと言い換えられる)音楽を創っていくような取り組みは、彼女の育ててきた歌唱技術と共に、独自且つ孤高の世界を形成している。それは音楽家としての志とひたむきな姿勢から生まれるものであって、客席でも明確に感じ取ることができた。
特にラフマニノフは自家薬籠中とも言える演奏で、明晰且つ丁寧であり、曲が進むにつれドライブが効き、声の輝きが増していく、その凝縮力と集中力は特筆すべきもの。ピアノは、さすがに手の内にある演奏で時に歌をリードし、情感豊かな弾きぶりと音楽の造形力は他では聴くことはできないと思う。
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横山靖代ソプラノ・リサイタルⅦ
ピアノ:アレクサンダー・セメツキー
2014年10月22日(水)19:00開演
静岡音楽館AOI ホール
■アンコール■
R.シュトラウス「献呈」op.10-1
S.ラフマニノフ「なんという幸せ」op.34-12
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終演後、ご一緒したアルト歌手・小川明子さんと会食しました。2016年に予定している横山靖代さんとのコンサート企画のご相談や今後に向けての重要事項を多数ご教授いただきました。
近年、邦人作曲家による歌曲の発掘と演奏に力を尽くしておられる小川さんの最新映像をご紹介します。