2017年06月09日
≪水のいのち≫のステージ初演は
≪水のいのち≫を必要に迫られて調べていたところ、貴重な資料を見せてもらいました。この作品はTBSの委嘱で、山田和男(一雄)指揮/日本合唱協会により「放送」初演されました。1964年11月10日のことです。初演の二日後に当時カワイ楽譜の社長であった清水脩から作曲者に「ぜひカワイで出版したい」と強い要請があったというエピソードも。
一方、初めて演奏会で披露された(ステージ初演)のはいつかというと、1965年6月28日/日比谷公会堂で開催された「NHK東京放送合唱団特別公演~指揮・辻正行デビューリサイタル」。印刷物や写真がきれいに整理され残されていて、当時の様子を窺い知ることができました。プログラムと思われる二つ折りの印刷物には、宇野功芳の推薦文、合唱団紹介も意気盛んでとても魅力的です。演奏曲は全て髙田三郎作品、初期の混声・女声・男声の合唱曲が並んでいます。翌日の公演が「辻久子バイオリンリサイタル」というのも時代を感じます。
●プログラム



●当日の掲示と会場の様子


●本番



一方、初めて演奏会で披露された(ステージ初演)のはいつかというと、1965年6月28日/日比谷公会堂で開催された「NHK東京放送合唱団特別公演~指揮・辻正行デビューリサイタル」。印刷物や写真がきれいに整理され残されていて、当時の様子を窺い知ることができました。プログラムと思われる二つ折りの印刷物には、宇野功芳の推薦文、合唱団紹介も意気盛んでとても魅力的です。演奏曲は全て髙田三郎作品、初期の混声・女声・男声の合唱曲が並んでいます。翌日の公演が「辻久子バイオリンリサイタル」というのも時代を感じます。
●プログラム



●当日の掲示と会場の様子


●本番


